二組の狛犬を通り過ぎてしばらく行くと、「大野霊神社」に到着しました。

ここが楠窪の人が言っていた、赤滝城跡に行く起点となるお宮さんです。


このような山中にあるにしては、まだ新しさの残る立派な神社⛩です。

謂れはよくわかりません。


境内末社もあります。

扁額などがないので、

何の神様をお祀りしたお社なのか?

わかりません。


「拝殿」は比較的まだ新しさの残る建物です。

記念碑が立っていました。

平成6年5月に新築されたようです。

 
みんな出てしまい集落もなくなったところにどうして?

と思いますが、元氏子の方たちが古くなったお社を建て直そうと境内に2本あった樹齢数百年の大杉の内の1本を切って製材したもので建てられたとお聞きしました。

人はいなくとも、この後少しでも長く続いて欲しいというのが個人的な願いです。

先輩に頭をお願いして、神前にて読経を行いました。

これからの登山の無事をお祈りしました。


拝殿の背後の「本殿」。

拝殿には馬が描かれた大きな絵馬がかかっているそうですが、外からはよくわかりませんでした。

この絵馬は、これまでに盗難の憂き目に遭い骨董商のところで隠されていたけれど、夜中に嘶くような音がし良くないことが起こるので自ら神社に返しにきたということが何度かあったそうです。


本殿の横あたりに、他のものよりも大きな杉の木があります。

これがもう1本の「大杉」なのでしょうか?


手を合わせます。


拝んだ後、境内の石段を降りたところの脇に「赤滝城 登山口」の看板が立てられています。

文台城跡にあったものと同じく、これも丹原西中の生徒によるものです。

ありがたいことです。

山道は、大野霊神社⛩に向かい左側の尾根筋を登っていくようです。


このような山道をどんどん上がって行きました。

続く→。