ある朝、子供たちがお地蔵様の前の水が氷っているのに気が付いた。
特に下の2歳になる子は、はじめて見る冷蔵庫のではない氷に大はしゃぎだ。
大人になり40歳も半ばに差し掛かってくると、大抵のことにはびっくりしなくなる。
「不惑」とはよく言ったものだ。
しかし、子供たちの嬉しそうな顔を見て、過去の自分にもこのような気持ちがあったな、と思い出した。
なんとも懐かしいようで、新鮮でもあった。
人の心を見て、自分の心を見る。
人のこころはひとつに繋がっているのだな、と感じた。
ありがたいことです。