これだけ神社や仏閣があるということは、それぞれにいわれがあるに違いない


と思いながら霊仙山の登り口を探して先に進む。


散策コースの掲示板がある道を先に進むと円久寺に到着した。



雲水ギロウのひとくちエッセイ


ここは曹洞宗の禅寺で由緒は以下のとおりである。



雲水ギロウのひとくちエッセイ


なるほどよくわかる。


この近辺のお堂や神社の云われもよくわかった。


この円久寺は霊仙山城を守っていた中川親武の建てたお寺(菩提寺)であり、


本堂の上に建つ山城堂は中川親武(山城守)の位牌をお祀りしている処である


とのことなので、早速本堂参拝の後、山城堂えおお参りさせて頂いた。



雲水ギロウのひとくちエッセイ


ここから登山口を探して墓地の方に進む。


これではないかと思う山道が続いているので、なんとなく進んでみることにした。



雲水ギロウのひとくちエッセイ


多分にもれず杉の木が植林されている。


少し進むと十二社さんのお堂があった。


十二社さんと地元では地主神として親しみを込めて呼ばれているらしい。


詳しい云われはそれ以上わからない。



雲水ギロウのひとくちエッセイ


さらにすすむと見晴らしの良いところに出た。


朝倉の盆地が見渡せる場所である。


お堂が建っている。


車から山の中腹に何か建っているな、と思っていたのがこれだったのだ。



雲水ギロウのひとくちエッセイ


御姫堂と書かれている。


なぜこの場所に建っているのかはわからないが、


天正7年に亡くなった、中川家のお姫様をお祀りしているらしい。


空に浮ぶ雲が日光を遮り、そのコントラストがとても美しい。



雲水ギロウのひとくちエッセイ


しばらくな景色を眺め、お堂で手を合せた後気がついた。


道がここで終っている・・・。


来た道を戻ることにした。