つわりが落ち着いたら、すぐに始めたのが、「歯科金属の除去」です。
私にはもうこの治療法しか残されていませんでした。
歯科金属を除去して、セラミックに詰め替えるのは保険外治療なので、
費用のほうを気にされてる方々が大勢いらっしゃると思います。
(私も一番気にしていました)
ですので、参考になればと思い、費用の総額と内訳を・・・・
総額は37万3600円です。
当時の私の口腔内には全部で金属が10個。
10個のうち、
クラウン(かぶせ物・見た目は歯全体が銀色になります)が1本、
インレー(詰め物・見た目は、歯の咬合面だけが銀色になります)が9本です。
クラウンの中のコア(土台となる支柱)も金属だったので、コアもセラミックにしてもらいました。
クラウンは左下の奥から2番目という、
噛み締めたときに一番圧力がかかる部分でした。
一番圧力がかかる部分のコアは
やはり金属のものに比べてセラミックはやや不安があるとのことで、
5年の保障をつけていただきました。
そして、それぞれのインレーには2年の保障。
仮に欠けたり取れたりしても、保障期間内は無料で取り替えていただけるようです。
ちなみに、内訳は
クラウン1本75000円(5年保障つき)
大きめのインレー1個75000円(5年保障つき)
その他のインレー1個25000円×8個 (2年保障つき)
初診の際の画像診断や、
光CR(小さい虫歯を治療する際にする白い詰め物)
などなど3600円(保険適用分)
合計で37万3600円です。
ちなみに、金属はほどんどが10年以上前にセットしたもので、
金属を外してみるとほとんどが虫歯になってるという最悪な状況でした。
歯医者さんが言うには、
首や肩の痛みって、放置した虫歯のう蝕菌が原因のこともあるようです。
神経痛なども、実はう蝕菌が神経をむしばんでいたのが原因だったり、
果ては放置したう蝕の菌が脳にまで到達して死にいたることもあるようです。
恐ろしくなって、金属アレルギー云々の前に、
過去に装着した銀歯の下の虫歯も全てキレイに治療してもらいました。
ですので、治療には多くの時間も要しました。
妊娠中だったので、お腹が大きくなり、仰向けに寝れなくなり、
最後はイスを起こしたままの治療となり、
全ての金属の除去が終わったのが出産2ヶ月前でした。
長時間横になる歯科治療は酷でしたね・・・。
週に2回から3回通院して、半年はかかりました。
37万円・・・・・。
正直、セラミック1本10万と聞いたことがあったので、
100万くらいは覚悟していたのでホッとしました。
セラミックの金額は自費なので
地域ごと、また歯医者ごとで差があるようです。
私通っていた歯医者では、セラミック1本いくらという料金の中に
金属の除去料から
除去後の内部の虫歯の治療まで料金に含まれていました。
本当かどうかわかりませんが、歯科技工士が常在している歯医者さんは
まぁまぁ安いと聞いたことがあります。
せっかく自費でセットしても、
すぐに欠けたりしたら話にならないので
安けりゃいいってもんじゃないですよね
できれば、保障期間をつけてくれるところがいいかとおもいます