アメリカに行った私は、
彼との連絡を更に取らないようになっていた


非現実的に過ぎてく毎日


楽しくて仕方なかった

彼の国際電話のせいだけじゃない、か細い自信のない声を聞くのは勘弁と思って、なるべく外出するようになってた

その内に、
隣の部屋に住む人と親密になった

特に彼のことを話したワケじゃない

隣の彼も神戸に疎遠になっている彼女がいたみたいだけど、特に話を聞いてたワケじゃない

私たちは、現地の仲間内でも知られぬ間に近づいていった

こうなると、
気は楽だった

私にも相手がいる

後は、彼から決定的な言葉を待つだけだった


そして、
そう思ってから遠くないある日、彼から大事な話があると電話があった


つづく