※「こはる日和」は私の自己満・ストレス発散のためのブログです※

 

 

(1)の続きです。

 

初めての妊娠では

9ヶ月に入るまでずっと仕事を続けていました。

個人経営の産婦人科に通院していましたが

人気の病院なのかいつも患者の数がすごく、

仕事のない週末にしか診察に行けなかった私の場合

待合室はいつも満員で埋まっていて

時には座る場所もなく立って診察を待ったりしていました。

予約を取っても1時間以上待たされる事はざらで

待つだけで毎回くたびれていました。

 

診察の日は病院に着いて受付を済ませると

まず体重測定と血圧測定を自分でやるのですが

これが診察において一番悩まされたことでした。

私は元々から血圧が少し高めな体質で(普段から130台が多い)

妊娠中ともなると数値がさらに高く出てしまっていました。

5分ほど安静にしてから血圧を測るよう指示があるのですが

5分程度では血圧がまったく落ち着かず

150台が出ることもよくあって、それが毎回恐怖でした。

「妊娠高血圧症候群」という病名をいつ言われるか・・・

その恐怖がまた血圧を高くしてしまう原因なのだとは思うのですが。

待ち時間が1時間以上の日ばかりだったので

その待ち時間の間に何度も測り直し

やっと120~130台が出るといった感じでした。

診察で血圧については特に何も言われる事はなかったです。

 

体重の増加は多くなく

最高プラス8キロまで良いと言われていましたが

どんなに頑張って食べても

最終的にプラス5キロまでしか増えませんでした。

 

次に悩まされたのは膝の痛み。

出産予定日の2~3ヶ月前になり急に右膝に痛みが出始めました。

痛みをかばいながら歩くのも大変だったので

家の近所にあった鍼灸院へ行ってみることにしました。

先生が中国人だったと記憶しています。

診察室に入り、妊娠中であることと痛みの箇所を説明した直後

ベッドの上に座るように言われ

間髪入れずにいきなり膝に何か注射をされ、鍼をプスッ!!!!!!!

えっ?ポーン

とマジでびびりました・・・(先生の仕事の早いこと早いこと、神業でしたわ)

鍼灸院は初めてだったので知りませんでした。

有無を言わさず鍼を刺されるんですね(鍼灸院だもんなー)

心の準備をする暇も痛みを感じる暇もなかった不安

注射も、妊娠中って説明したから大丈夫だよね?とかなり不安になりました。

いったい何の注射だったのか…痛み止めとかかな?

お灸はしたっけな?記憶にあらず。

ま、一回行った程度で治るはずもなく

怖かったのでもう二度とそこには行きませんでした。

膝の治療もそれ以上はしていません。

 

最後に困ったのが

出産予定日直前に腰と股関節を痛めてしまったことでした。

私は背が低いのでお腹が前に大きくせり出していて

それで体のあちこちの負担が大きかったのだと思います。

予定日直前だったし妊娠中で薬を飲むこともできないと思い

もうこのまま耐えるしかない…と病院には行かず。

しかし痛みがけっこうひどくて(しかも腰と股関節のダブルだし)

痛みがある側の足に体重をかけることができず

ヒョコヒョコとした歩き方で歩いていました。

あと少しでお腹が軽くなるはずだったのに・・・

もーちょっと耐えてくれたら良かったんですけどね、私の体チーン

 

そしてさらに。

予定日を過ぎても陣痛がくる気配がまったくなく

先生からは

予定日を10日過ぎても陣痛がなければ

人工的に子宮口を開く処置を考えましょう、

という話までされていました。

バルーンを入れて少しずつ子宮口を広げていくらしいのですが

これが痛みがあるとかないとか色んな情報が出ていて

まったく想像がつかず、なんかコ・ワ・イ!

自然に陣痛がきてくれないかな~と毎日祈っていました。

 

と思っていたら

予定日から9日経った日の夜中1時頃(10日のギリ1日前!)

弱いものでしたがついに陣痛が起こり始めたのでした。

10分間隔になったら病院に連絡するよう言われていて

しばらくして10分間隔になったと確信を持った時

病院に連絡をしてみました。

とりあえず入院準備をして病院に来てくださいと言われ

夜中の病院へ急ぎました。

 

(3)へ続きます。