怖かったお話(電車編その3) | こはる日和

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怖かったお話(電車編)はこれで最後になります。

いわゆる「痴漢」のお話になります。

これは女性でも男性でも

本当にトラウマになりかねない恐怖を感じる出来事だと思います。

 

私が生まれて初めて痴漢の被害に遭ったのは

社会人になり立ての頃の、通勤のギュウギュウな朝の満員電車の中でした。

 

人でギュウギュウなので、身動きは一切取れない状態でした。

揺れで雪崩れて倒れないように必死に足を踏ん張って立っていると

お尻に何かがチョンチョンと当たっているのに気が付きました。

荷物が当たっているのかな?と最初はさほど気にしなかったのですが、

やたらチョンチョン当たるのでちょっとヘンだな…と思っていました。

そして、その右側のお尻に当たっていたチョンチョンが

どんどん真ん中の方へと移動していくのです。

鈍感な私でも、さすがにこれはおかしいと気付きました。

 

しかし満員電車で押し潰され、手や腕を動かす事すら出来ません。

私は背が低いので、周りの人たちに埋まってしまっている状態でした。

この触ってくる手?が核心部分にやってくる前に駅に着いてくれー!!滝汗

と心の中で必死に願いました。

そしてどうにかこうにか、核心に触れる前に駅に到着。

なんとかお尻のみで被害は済みました…。

初めての経験で、本当に怖かったですチーン

 

そしてまた別の日。

たまたま目の前の座席が空いたので、座席に座る事ができました。

そして目をつぶって下を向き、寝ていたのですが、

ふと気付くと、横に座っている男性の肘が私の胸に当たっているのです。

えっ、と思いました。

だって、横に座っている人の胸に肘が当たるって、

男性の体勢的におかしくないですか?やたら肘を横にやってるって事だよね?

前に立っていた方からどう見えていたのかわかりませんが…。

しかしそれに気付いてすぐに目的の駅に到着し、

男性はサッと立ち上がって行ってしまいました。

ええええええ!!!という頭のついていかないあっという間の出来事でした。

 

朝の通勤電車ではいろんな事が起こります。

さらにもうひとつ、印象に残った出来事がありました。

その頃の私は、座席に座らずいつもだいたい同じ場所に立って乗っていました。

ドアの前の空間で、体を支える柱も吊り革もない場所です。

もちろん満員電車なので、周囲はいつも人でいっぱいでした。

そして目的の駅に着いてドアが開き、さて歩き出そう…という時になって

お尻をサッと触られる、という出来事が起こったのです。

触ったと思われる犯人は人の流れにのってサッと降りてしまっているはずです。

おそらく私の背後を陣取って、

降りる際の人波に流れながら私のお尻を通りすがりに触っている様子。

 

これが毎日のように起こるのですが、背後をいつも陣取られているので顔も見えず。

満員電車なので自分のお尻を隠せるようなポジションに行く事も出来ないので

対処のしようもなく、ただただ通りすがりに触られてしまうという日々でした。

電車に乗るたび、もしかしてまた背後にいるのかな?という恐怖を感じていました。

 

そしてそんな日が続いたある日。

思いきって、乗り込む際に後ろをチラっと見てみる事にしました。

すると、私の後ろのポジションに立つのがどう見ても高校生の男の子なのです。

まさか、こんな高校生の男の子がお尻触ったりする??

私の頭の中はハテナでいっぱいになりました。

高校生がこんな事をするなんて本当に信じられなかったのです。

何かの間違いかと思い、アンテナを張って気を付けて観察してみたのですが、

お尻を触られた瞬間、横を通っているのがいつもこの高校生だと気付いたのです。

 

それからというもの、信じられない気持ち半分に、観察を続けました。

すると、この高校生が毎朝私の後ろに立っている事が判明したのでした。

最初は違うポジションに立っているのですが、

電車が各駅に停まって人の動きがあるたびに

私の背後までどうにかして移動してきているようです。

本当にゾッとしました…子供がこんな事するなんて本当にショックでした。

確実にこの子とわかったので、

私もできるだけこの子を避けるように気を付けていると

被害はパッタリなくなりました。気付かれたと思ったのかもしれません。

こんな子供でもそういう事をする子がいるのだ…と

本当にショックを受けた出来事でした。

パッと見、地味で真面目そうな男の子だったんです。

 

帰りの電車でもこんな事がありました。

外が暗いので、電車の中の明かりで窓に車内が映るのですが、

私が窓際に立っていると、一人の東南アジア系の男性が近付いてきました。

周囲は誰も立っておらずスカスカな状態なのに、

この男性、私の背後にピッタリくっついて立ってきました。

えっ、と思い、私は避けるようになるべく窓のほうに体を寄せました。

すると男性もさらに私の方へくっついてきてしまい、

私はほぼ窓(ドア)にくっついた状態で、これ以上避ける事も出来ませんでした。

周りの人が見たら絶対におかしな光景だったのではないかと思います。

男性は何をするでもなく、ただただくっついて立っているだけです。

あまりにも気持ち悪く、次の駅で私は降りました。

 

さらに夕方の電車に乗っていた時の事です。

外が明るく、窓に車内が映る事はなくよくわからなかったのですが、

これまた私が窓際(ドア際?)に立っていた時のこと、

この日も周りは誰も立っておらず、スカスカな車内でした。

そんな中、一人の男性が私の背後にスッと立ってきました。

もちろん背後なのでどんな方なのかはわかりません。

が、その方、下半身を私の体にくっつけてくるのです滝汗滝汗

ええええええ!!!

避けようにも、ピッタリくっつけているのでそれは出来ません。

 

さっきのエピソードもそうだと思いますが、

きっとこれを読んだ方は「逃げればいいのに」と思ったに違いありません。

でも、出来なかったんです。若さゆえもあったと思います。

怖くて、逃げる勇気も毅然とした態度を取る勇気もありませんでした。

目的の駅まで2駅、10分程度でしたが、ただただ我慢して耐えました…。

絶対絶対、周りから見たらヘンですよね?

男性が背後からピッタリくっついて立ってるんですから…。

私が何のアクションも起こさないので

もしかして恋人同士だと思われてるという可能性もアリ??

 

電車という閉鎖的な空間で、

本当にたくさんの嫌な出来事に遭遇してしまいました。

今は専業主婦で、電車に乗る機会もほぼ無く、

あれから随分年も取ったので被害に遭う事はなさそうですがおいでニヤニヤ

若いってだけでこうもターゲットにされるのか…と

当時は本当にただただビックリでした。

ああいう人たちの狙う相手って、見た目で選ばず誰でもいいものなんですね。

訴えそうにない気弱そうな人をターゲットにするって感じなのかな。

 

こういう経験は一生忘れる事がないでしょう。

見ず知らずの人から体を触られるという恐怖…。

 

こんな心無い行為が地球上から撲滅されますように!!!