昨年10月に年中さんのときにご入室。

ご入室8ヶ月の年長さん。


入室当初は、すぐに「無理!」と

言うことが多かったYくん。


でも、ご両親共に勉強会に参加

いただいて、様々な気付きがあった

ことを書いてくださいました。


そして、クッキングを継続的に実践して

いただいてます。


Yくんから「カレー作ったんだ。」

「クッキング楽しい。」と

伝えてくれるようになりました。


「苦手な野菜にも挑戦しているよ!」とも。

それからは、Yくんの口から

無理!という言葉が出なくなりました。


最初は「無理!」ときっぱり

はっきり言っていましたが、

「大丈夫だよ、できるよ。」

「お手伝いが必要だったら言ってね。

できるから、大丈夫。」と

声掛けして見守りました。


【無理】と言う時、

ぼくはできないんだから、

ぼくにできるはずがない、

どうせ失敗するよ、

そんな心の声が聞こえてくるようでした。


援助が必要な時は、「手伝って。」と

Yくんに言われてから援助をしますが、

Yくんがやったところまでを否定せず、

「自分でここまでやったんだね。」

「一生懸命に手を動かして、

考えていたね。」とあるがままを

認めていきました。


ご家庭では、

水族館に行ったことが

きっかけとなり、

魚に興味を持ったYくんに

魚釣りに行かれようとしたり、

図書館で魚の図鑑を借りたり、

図鑑を見ながら絵を描いたり、

Yくんの好き!を見つけられた

ようでした。


ジラソーレで魚の本作りに誘うと、

無理!なんて言葉はでてきません

でした。


「ぼく、サメが好きなんだよね。」

と一枚書き、

「まだ好きなのあるんだよね、

書いていい?」


もちろんどうぞ、どうぞ!

お手伝いが必要だったら、

いつでも言ってね!と、

伝えました。


1時間ほど何枚も何枚も書き、

素敵な本が完成しました。


鉛筆を持つ手も自己訂正しながら、

獲得しつつあります。

筆圧も強くなっています。


魚の本作りをしていると、

前に座っていたお友達が折り紙に

苦戦していました。


Yくんがその子に、

「がんばれ、がんばれ、できるよ!」

と声を掛けていました。


無理!なんて言葉を

発していたなんて、思えないですよね。


好き❤️から広がる楽しい世界が

始まりました😊