先月修了された3姉妹のお母さまから

ご感想をいただきました。

 

3人のお子様が通ってくださり、遠方からだったので

大変だったかと思います。

 

でも、計6年間継続してくださいました。

ご感想の一部を紹介させていただきます。

 

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月二回というと少ないと感じるかもしれませんが、

その二回の時間は、

親自身が、自分の娘とのかかわりについて顧みて、

日常を見直せる貴重なきっかけとなりました。

先生のご助言もあり、後半は料理を楽しんだり、

言葉遊びを楽しんだり、

日常の中でモンテッソーリ教育を

楽しむことができるようになりました。

 

楽しめるようになったら、

幼児期が終わりというのは皮肉なことですが・・・。

外でばかり遊んでいて座って何かをすることが

家ではあまりなく心配していた折、

面談で、それも集中力、

やり切る力があるとお話しいただき、

とても救われました。

先生には様々な視点から子どもを見ることを

最後まで教えていただきました。

 

モンテッソーリ教育というと教具やお仕事や

知育などが主だって見えていますが、

根本は平和教育と学びました。

日本の教育というとみんなと一緒が一番いい

という考え方ですが、

 

選択の自由を小さいときから保証することが

いかに大切か実感しました。

 

教室とは同様にはできませんでしたが、

家でもできる限り、子どもに意志や考えを尋ね、

それを尊重しながら、

日々起こる様々なことを決めてきました。

 

少なくとも子どもだからこうだろうと

決めつけるのだけは避けてきました。

 

結果、幼稚園や上の子の学校での話を聞いたり、

かかわり方をみたりする限りですが、

他の子の考えを聞いたり、それに寄り添ったりというのが

自然にできる子に育っているようです。

一方、みんなが違うことをしていても、

自分がやりたいと思ったことはやり続ける

芯の強さもあるとのこと

 

この先、どんな世の中が待ち受けているかわかりませんが、

このベースさえあれば、

争いに巻き込まれたり、苦難に直面した時も、

乗り越えられるのではないかなと

親バカながらに思っています。

 

上の子と合わせると六年間、

本当にあっという間でした。

距離があり、頻繁には通えなかったからこそ、

日常の中で様々な工夫をすることができました。

うまく行かないことも多々ありましたが、

どんなときも先生がやさしく

見守ってくださることがありがたかったです。

これからまだまだ子育ては続きます。

苦境が立ちはだかったときには、

幼児期の日々を思い出して、

自分と子どもを信じて

立ち向かっていきたいと思います。

 

2021年3月修了の保護者様 N様より

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ありがとうございます。

お母さまもさまざまな葛藤が

あったかと思います。

でも、どんなときにも

子どもだからと子ども扱いせずに、

一人の人として接していたことが

何より今のお子様の芯となり、

土台になっていることだと思います。

 

自分が!自分が!ではなく、

他者を受け入れながら

自分をもしっかり持つということは

すぐにできるものではありません。

その土台となったのは、

選択の自由があったからこそだと

思います。

 

子どもに選択をさせるのは、

子どもを信じているからこそ

できるとも言えます。

任せるよ、

あなたを信じてますよと。

選択したのは自分であり、

そこに責任も生じる。

 

ご両親とお子さんの間で

信頼関係が強く強く結びついている。

だからこそ、人にも優しくできたり、

穏やかでいられるのだと思います。

 

親自身がしっかりとした軸を持つことで、

お子さんもその姿をみて

ぶれることもないのだと思います。

 

後半はたくさんお子様と

クッキングをされていて、

シフォンケーキも焼かれていましたね。

いただいたシフォンケーキ、

おいしくいただきました。

 

一緒にクッキングをする時間、

親子の大切な大切な時間。

それを確保されたことも、

お子さんにとってみれば、

心もお腹も満たされる、

素敵な時間だったかと思います。

 

「争いに巻き込まれたり、苦難に直面した時も、

乗り越えられるのではないかなと

親バカながらに思っています。」

 

どんな苦難にもお子様たちは

乗り越えていける!

私もそう思います。

 

ご感想、ありがとうございました。