2021年9月下旬
9回目の体外受精時に凍結した4BCの胚盤胞と
11回目の4CCの胚盤胞の
凍結保存の更新をしました
更新手数料は
保存容器1本につき55,000円
2本あるので110,000円
どちらもPGT-A検査には出せなかった
胚盤胞ですが
着床の可能性がないわけではないので
凍結保存を継続し
いつかおなかに戻そうと思っています
銀行振込ならオンラインで決済できるのですが
カード払いにしたかったので
来院して支払うことにしました
おなかが目立ってきた体で
病院に行くのは気が引けましたが
マタニティーマークを外し
なるべくおなかが目立たない洋服で
来院しました
1階のモニター前で待つ間
ここに座りながら
色んな気持ちになったことを思い出し
心の中で
あなたはここで
私のおなかに戻ってきたんだよ
とおなかの中の人に話しかけました
振り返れば
今おなかにいる人は
小さくて採卵できなかった卵胞で
レルミナを服用して排卵しないように残し
翌周期に採卵した8個のうちの1個でした
この時は8個採卵できたのに
5個しか授精せず
PGT-A検査にだせたのは1個で
あぁ、これはもう正数胚は無理だな・・・と諦めかけていたら
まさかのPGT-A正数胚で
移植することが出来
今に至ります
着床して
心拍確認が出来てからも
妊娠が継続できるのか
毎日心配でたまりませんでした
4週ごとにしかない健診を
ゆったり待つ心の余裕はなく
エンジェルサウンズを買って
不安になるたびに
心音を確認する日々でした
安定期に入り
胎動がはっきりとわかるようになってからは
私は段々と不安が減っていきました
旦那さんも最近は
不安だ不安だとは言わなくなったので
いつぐらいから不安が減ってきた
と聞いてみると
まずは安定期に入って少しだけ安心して
でもやっぱり毎日不安で
今くらい落ち着けるようになったのは
体重が1kg超えてからかなぁ
と言っていました
1kgを超えると
もし産まれてきてしまったとしても
生存確率は95%以上
早く産まれてしまっても
生きていかれるとわかってから
ようやく不安が減ったようです
それまでは
特に安定期前は
健診がある度に
万が一の時は
どうやって慰めようかと
毎回考えていたそう
どうやって慰めようと思っていたの
と聞いてみると
自分も悲しくて辛いだろうけど
前回のこと(化学流産したこと)もあるし
mikoちゃんの悲しみは
到底わからないから
仕方ないよとか
また次があるよ
とは言えないから
mikoちゃんが悪いんじゃないよ
って一緒に悲しんで
明るい事を考える
北海道旅行行こうって言うと思う
と旦那さん
べびの体重が1kgを超えたのは
28wになったころ
そんな最近まで
不安がっていたとは知らず
健診のたびに
万が一の時のための慰め方を
考えてくれていたなんてと
胸が一杯になりました
27wごろに
義両親と4人で
ベビーベッドやベビーカーなどを
買いに行ったのですが
「あの時はみんなが楽しそうだったから
止めなかったけど
本当はまだ早いから
買いたくなかったんだよね」
と旦那さん
実は19wごろに
Amazonのセールで
ネムリラがすごく安かったので
ちょっと早いかなと思いつつ
買ってもいいかなと旦那さんに聞いてみたら
「まだちょっと早いから
やめておいて欲しいな」
と言われ断念していました
その時は
まぁ流石に早いか
と思っていましたが
27wでもまだまだと思っていたとは
不妊治療中に
良い結果が出なかった時
悲しいと思うのは私だけじゃなくて
旦那さんも一緒なんだと
旦那さんの気持ちに気が付き
同じ気持ちを分かち合っていきたいと
思ってきましたが
それでももっともっと
気持ちに寄り添う余地はあったようです
産むまでは
どうしても私にしかわからない
大変さやつらさがありますが
産んでしまえば もう同じ親という立場
べびのことも
お互いのことも
自分のこととして考え 感じられる
そんな夫婦になっていかれたらいいなと
思いました