2021年2月上旬
セカンドオピニオンとして
他院で受けた血液検査で
抗PEIgG抗体陽性と出たため、
・移植周期に入ったら低用量アスピリンを服用開始
・陽性判定後からヘパリン注射開始
と言われ、
低用量アスピリン100錠の処方を受けました
診断と処方に疑問を感じたため
ためらいながらも
杉山産婦人科での診察時に相談することに
受精結果を聞いた後、
今後の治療のお話しになったので
「昨年5月にPGT-A正常胚を移植しましたが化学流産しました
その後6回の採卵で、ようやくまたPGT-A正常胚ができたので
今度は慎重に、出来る限りの準備をして
移植に臨みたいです」
とお話しすると
カルテを丁寧に見てくださり
(先生) 「甲状腺の数値がぎりぎり正常値ですがその後どうされていますか」
(私) 「伊藤病院にて診察、チラージン75㎍の処方されています」
「それなら問題ないですね」
「ビタミンDが基準値以下ですが、サプリなど服用されていますか」
「SUGIYAMA CLINIC PREMATERNITY2000を飲んでいましたが
それでも足りなかったので、ネイチャーメイドのスーパービタミンDを追加して
1日3,000IU飲んでいます」
「完璧です」
「慢性子宮内膜炎の治療とERA検査をされていますが、どちらが先ですか」
「内膜炎の治療後にERA検査をしました」
「ではERA検査結果はこのまま使えますね」
「着床不全の検査はいつ受けましたか」
「約1年前です」
「2年以上前のものだと変わっている可能性がありますが、1年前なら問題ないですね」
と、少しでも疑問に思われたことは全て確認してくださいました
そして
「やれることは全部やっていますね 移植で問題ないですよ」
とおっしゃったので
「実は、子宮収縮検査を受けてみたいと思いまして」
とおそるおそる切りだすと
エビデンスのない検査だからやっていないとのお答え
「はい…なので、他の病院で受けまして…
それ自体は問題なかったので良かったのですが
その時に、他に受けてない検査があれば受けてみたいと言って
血液検査を受けたところ
抗PE IgG抗体検査が陽性と出たので
低用量アスピリンの服用とヘパリンの注射をすると言われまして…」
と白状すると
流石の先生も少し不愉快そうな表情になりつつも
一時期 杉山さんでも実施していた検査項目だが
世界的に意味のない項目だという見解が大半となったので
今は検査項目から外していると言うこと
着床は炎症反応と言えるので
炎症を抑える効能のある
低用量アスピリンは着床を阻害すると考えていること
ヘパリンの副作用は肝機能だけでなく血小板の減少もあること
エビデンスのない検査をして
過剰な薬の処方をする病院には
正直迷惑していること
などなど
丁寧に説明してくださいました
「エビデンスのない検査や治療を
患者さんからお金をもらってやることはできない」
と黒田先生も院長と同じことを仰っていて
移植前にできることは全部したい
とやみくもにセカンドオピニオンを受けた軽率さを
反省しました
「やれることは全部やっていますから、安心して移植をしていいですよ」
とお墨付きをいただいたので
これ以上あれこれ考えず、移植に臨みたいと思います