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2021年2月上旬みずがめ座

三軒茶屋ARTレディースクリニックに
検査結果を聞きに行きました病院

1HOMA-R


糖代謝異常を調べるためのインスリン抵抗指数で

空腹時血糖×インスリン÷405≦1.73
で求め、基準値は1.73以下ダウン

私の結果は
BS空腹 88mg/dL(基準値 70-109mg/dL)

インスリン 7.45μIU/mL(基準値 1.84-12.2μIU/mL)

なので

(88×7.45)/405=1.62≦1.73
で基準値以下キラキラ

また、

A1C NGSP 5.1%(基準値 4.6-6.2%)

で糖代謝系は正常まじかるクラウン


2子宮収縮検査

 

3回以上の収縮で異常となるため

 

下~上 2回
だったため正常まじかるクラウン



と言うわけで、
今回セカンドオピニオンとして受けた

検査結果が出そろいましたふんわり風船星



流れ星 流れ星 検査結果 流れ星 流れ星

 

*aPS/PT抗体
 PS/PT IgG 9.4未満 (基準値 ≦30.0)
 PS/PT IgM 9.4未満 (基準値 ≦30.0)

*25(OH)VD 29.6ng/mL (欠乏20.0未満)

 

*抗PE IgG抗体

 キノニーゲン+ 0.404 (基準値 <0.3)
 キノニーゲン- 0.316

 

*抗PE IgM抗体

 キノニーゲン+ 0.148
 キノニーゲン- 0.194

*NK活性 13% (参考値 18-40%)

*セルロプラス 26mg/dL (基準値 21-37)

*銅 101μg/dL (基準値 68-128)

*亜鉛 90μg/dL (基準値 80-130)

 

*BS空腹 88mg/dL(基準値 70-109mg/dL)

*インスリン 7.45μIU/mL(基準値 1.84-12.2μIU/mL)

*A1C NGSP 5.1%(基準値 4.6-6.2%)

 

*子宮収縮 下~上 2回

 

流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星

 

異常があったのは

ビタミンDと抗PE IgG抗体で

前回の診察では

抗PE IgG抗体陽性なので低用量アスピリンの処方

というお話しでした薬

ただ、低用量アスピリンの服用が長期間のため
慎重な判断をして欲しいと思い
自分なりに色々調べてみて
再度詳しく聞いてみることにしました


 

お母さん(私) 「抗PEIgG抗体の項目だけが陽性で、アスピリンの処方になるのでしょうか?」

お父さん(先生) 「なります。」

 

お母さん 「抗PEIgG抗体が陽性と言うのは、日常生活での心配(血栓ができる等)が必要な数値ですか?」

お父さん 「あくまで不妊治療に関する項目なので、そのような心配はありません。」

 

お母さん 「治療方法はホルモン剤服用開始の翌日からの低用量アスピリンの服用ですか?」

お父さん 「はい。そして妊娠判定後にヘパリンの注射を開始します。

 

お母さん 「えはてなマークヘパリンの注射もするんですかはてなマークはてなマーク

お父さん 「はい、します。そして定期的に血液検査をして肝機能などの経過を見ます。」

 

お母さん 「低用量アスピリンの代用として柴苓湯の処方もあるそうですが、可能ですかはてなマーク

お父さん 「柴苓湯の効能に関するエビデンスがないので、低用量アスピリンとの併用は構いませんが、代用はできません。」

 

と言うことで…

妊娠判定後にヘパリンの注射をする

と言われ

 

それ、絶対嫌だな真顔


と言うのが正直な気持ちでした

 

抗PE IgG抗体は抗リン脂質抗体の1種で

抗リン脂質抗体症候群は

不育症の要因の1つとされています

 

杉山産婦人科のHPによると

厚生労働省では、妊娠はするものの、以下の理由により生児を得られない状態を「不育症」と定義しています。また、不育症とは一つの病気ではなく、いくつかの症状を含めてのいわゆる総称です。

  • ①流産(妊娠22週未満の分娩)を2回以上繰り返す
  • ②死産(妊娠22週以降に死亡した胎児を出産)
  • ③新生児の生後1週間以内での死亡

さらに、流産を2回以上繰り返すものを反復流産、3回以上繰り返したものを習慣性流産と定義しています。不育症の頻度は5%程度、習慣流産は1~2%であり、1回の流産は約15%と推定されています(杉浦真弓 日産婦誌59巻9号 N-238)

と書いてあります

 

私は化学流産は1回しましたが、

いわゆる流産はしていません
だからそもそも不育症ではないはずです

 

また、抗リン脂質抗体症候群かどうかの診断は

 

(1)抗リン脂質抗体

表1の抗リン脂質抗体症候群の診断基準の検査所見に示した項目です。
以下の4つの抗リン脂質抗体のいずれか一つ以上が陽性であった場合には、12週間以上の間隔をあけて再検査します。再度陽性となった場合に正式に「陽性」と判断します。

  • ・ループス アンチコアグラント(保険適応)
  • ・抗カルジオリピン(CL)IgG 抗体(保険適応)
  • ・抗カルジオリピン(CL)IgM 抗体
  • ・抗カルジオリピンβ2 グリコプロテイン I(CLβ2GPI)複合体抗体

と、2回検査をして判断するそうです

 

そして、抗PE IgG抗体を発見された杉先生も

抗PE抗体の正常値と病原性について。

の中で、

 

従って、抗PE抗体が陽性に出たからといって、それが直ちに過去の流産や着床障害の原因と決めつけ、治療するのは早計かもしれません。抗PE抗体は、主に血小板を刺激して流産を起こすので、多くは抗血小板療法である低用量アスピリン療法で十分効きます。稀に、ヘパリン療法が必要な場合もありますが、その場合は、他の第XII因子抗体やループスアンチコアグラント (aPTT法) など、当院独自に行っている検査を併用して判断します。

 

と書いていらっしゃいます

 

つまり、

 

・抗PEIgG抗体検査は1度しか受けていない

・他の抗リン脂質抗体検査は全て陰性

であるにも関わらず、


低用量アスピリン+ヘパリン注射

という処方になるのは
納得がいかないのですもやもや

 

とりあえず低用量アスピリン100錠をいただいて

妊娠判定後に再診となりましたが

さてさてどうしたものか…宇宙人くん

予定より早く生理が来てしまいそうだったので
この日はそのまま杉山さんへ病院のはしご病院

移動しながら
低用量アスピリン・ヘパリンについて
あれこれ考えてみたのでしたUMAくん