こないだの、
クリスマス当日。
日々のノートタイムに使ってる設定変更手帳の
その日の質問は、
【クリスマスの一番の思い出は何ですか?】
だった。
わたしにとっての一番の思い出は
よくよく考えてみると、
…夫からのプロポーズだった!

忘れていた。笑
どうして忘れてたんだろう。
あれは確かに、
婚約する前のクリスマスの思い出だった。
新卒で入った同じ会社を辞めて、
ふたりとも再就職に向けて活動してて、
でもまだ定職には就いていなくて。
お互いそれぞれの実家に居た、
遠距離恋愛の冬。
クリスマス当日だったか
イブだったのか、
はたまたちがう日付だったのか
もはや忘れちゃったけど
わたしの大好きな
ドイツクリスマスマーケットのために
夫とはるばる梅田に集合して、
ひさびさに会えたことを喜んで、
クリスマスマーケットをめいっぱい楽しんで、
そのあと
ベルギービールのバーに行って、
その日は大阪に泊まったのだった。
そこでわたし、
プロポーズされたんでした。
正確には、
夫からの、最初のプロポーズ。
その時は
わたしだけ先に再就職が決まっていて、
夫は定職に就ける予定がまだなかった。
だから、当然だけど
すぐには家族や親族の理解も得られなくって、
1年後に正式に婚約して、
結婚に向けて準備を進めていくことになった。
(その頃に2回目の、予告ありのプロポーズがあった笑)
それで
わたし、このことを思い出して、
今年のクリスマスのノートタイムに
あらためて感動したんです。
あの頃の夫は、
仕事も財産も
何ひとつ持たずに
「それでもいいなら、結婚してほしい」
って言ってくれたんですよね。
冷静に考えたら
無謀だし無責任だし、
家族が反対するのも当然。笑
それでも
お互い何も持たないままでも、
このままでいいのかな?とザワザワしながらも
一緒に居よう。
一緒に幸せになろう。
って、
夫は肚を決めてくれたんだなあと。
どれほど勇気が必要だったろう。
今になって改めて
夫の覚悟や意志が伝わってきて、
そのままの夫で愛そうとしてくれたことが
ありありと蘇ってきて、
ノートを書きながら泣けました。
(忘れてたけど…笑)
これ↓に近い気もちだったのかな?♡と想像したり。
書く作業ってすごいなあ、
と思います。
この時↓書いたみたいに。
過去と現在と未来が、
またつながった。
何も持たなかったわたしたち。
夫のあのプロポーズがきっかけで、
今のお家での
子どもたちの居る
しあわせな暮らしがあり、
またいつの日か
子どもたちが巣立っていっても、
ふたりがふたりのままで居ることを
きっと楽しめる。
そう、あらためて確信したクリスマスの日。

いまは、
ふたりのあの頃の気もちや暮らしに
子どもや仕事や家や、
いろいろなものを乗せて
いろいろなものをくっつけて
多くを持ちながら暮らしているけれど
何も持たなかった頃でも
しあわせだったんだなあ。
起業やビジネスや農業
家事や芸術や育児、
いろいろな創造活動の
何だってそうですけど
何かを持ってるから
何かの条件を満たしてるから
何かの水準に達しているから、
それが出来るわけじゃない。
時には、
知識や技術や経験がなければ
危ないことや難しいこと、
出来ないこともあるかもしれない。
でも
いくら知識や技術や経験があっても、
勇気がなければ出来ないことも
きっとたくさんあるだろう。
逆に
知識や技術や経験があるばかりに、
描けない常識破りの設計図や
踏み出せない大胆な一歩だってあるかもしれない。
夫は緻密な作業を好む人で、
わたしとはちがう部分がたくさんあるけれど
そうやって勇気を出せるところ、
そうやって人生を創ろうとするところが、
やっぱり好きだ。
そんなわたしの、
クリスマスの思い出でした♡
読んでくださって
ありがとうございます⭐