この記事たち↓↓の続き。
の、ような
続きでないような。笑
そう。
ノートに向かう際に、
インクの山葡萄を使いたい。
と思ったとき、
それは
ただ単に、所有したい。
とか
素敵な色で書きたい。
とか
そういう表面的な欲求じゃなく、
もっと奥にある欲求だと思った。
じぶんの感情を、
この深い色で表したい。
感情にあてはまる色を
探し当てた。
そんな感覚。
“色に感情をあてはめる”
では決してない。
色を見て感じる、や
色を見て心が鎮まる、は
あるだろうけど。
この感覚は、
わたしの知っている
“なにか”に似ている。
そうだ、
精油を選び出す作業。
いまのじぶんに必要な精油を、
感覚をたよりに選ぶ。
正確に言うと、
直感で選んだそれらが、
いまのわたしを表す精油だった。
という、
わたしの癒しのひと時であり、
同時に表現の時間でもあること。
それとおなじだ、と思った。
ペン先からこぼれおちる、
目にも鮮やかな液体。
瓶からこぼれおちる、
薫りの鮮やかな液体。
それらの雫で表現される、
わたしのカケラたち。
最近は、
パチュリ/ティーツリーの
組み合わせがすきだ。
どっしりと大地に根ざし
苔むしたような薫りのパチュリ。
大きな根っこに安心して、
どこまでも枝葉を伸ばしていくかのように
かろやかなティーツリー。
まるで、
ヨガの下半身と上半身みたい。
愛しい愛しい、
カケラたち。
そんなカケラたちで
できあがった沼だとしたら、
すすんで飛び込んでしまうだろう♡
もっともっと
彩りを、薫りを。
いま この時にしかない
雫との出会いを。
何も奪われない沼へ。
だって、
沼はわたしそのもの、
なのだから。
ねちっこく、微細で、
でも 光っている。
苔むした沼。
安心して飛び込んで、
深く深く。
いまこの時を、
味わっていこう。