昨日は広響の定期演奏会でした。

指揮者は約7年前まで広響の音楽監督&指揮者を務められ現在は終身名誉指揮者である

秋山先生.指揮者歴60年の大御所ですが

先日.転倒されて鎖骨を損傷されたニュースを知り6月7日に開催された日本フイルハーモニの

演奏会に急遽代役の大植さんが指揮をされた事で心配していましたが、元気な姿で来広されて

ホツとしました。


ソリストは.クリーヴランド国際ピアノ.コンクールで優勝された、福間洸太郎さん


プログラムは


* スヴエンセン:ノルウェー狂詩曲第4

*アツテルベリ: ピアノ協奏曲

*アツテルベリ:交響曲5番「葬送交響曲


いづれの曲も.あまり記憶になく初めて聴く曲でしたが、特に感動したのは葬送交響曲で

哀愁の世界そして悲劇的な旋律で悲壮感ただよう流れから終曲では一転して軽やかなワルツ

と移り記憶に残る曲でしたが

本日.一番堪能したのは

アンコール曲のスヴエンセルの2つのスエーデン民謡 第一曲:天空のもとには悲壮感ただよう

本日の曲では私的には忘れられない一曲になりました。


秋山先生がこの曲をアンコールされた背景には

兄弟のように慕われていた.今年2月に死去された小澤征爾さんに対する葬送曲であったのでは

と悲痛な響きでいつまでも余韻を感じ

帰宅すると、食事も忘れてYOUTubeで聴きいて

再感動をおぼえた夜になりました。