今日は一年前から楽しみにしていた

特別定期でした。

今年は2月に世界に誇る指揮者の

小澤征爾さんが、また4月には世界的ピアニストのフジコ、ヘミングさんの訃報があり

世界中のクラシックファンが悲しい思いにふける中 本日は鍵盤の女王と言われている


マルタ、アルゲリツチさんを迎えて

指揮者は先月より広響の音楽監督に就任された

クリスティアン、アルミンクで特別定期演奏会

でした。

尚アルゲリツチさんは広島交響楽団の

平和音楽大使にも就任されており

情報によれば昨日リハーサルが終わっ後で

徒歩5分にある平和記念公園にゆかれ

祈られた後 公園内にあるレストハウス

に設置してある被爆ピアノを奏でられたとの事です。

本日のプログラムは

*アレクサンドル、ゴノボリン作曲


弦楽のためのアダージ


*マーラー作曲


交響曲第10 アダージヨ


二部は

*プロコフイエフ作曲


ピアノ協奏曲第3番ハ長調作品26


当然観衆の目当ては2部です

曲の素晴らしさは勿論ですが

アルゲリツチさんのお年(82歳)を感じさせない

超絶技巧の輝きとサウンドの深みを堪能しました。指揮者のアルミンクさんとアルゲリツチさんは盟友らしく、お二人のアイコンタクトも素晴らしいくチケット完売の観衆をくぎ付けにした

演奏会でした。

尚、本日は広島県知事の湯崎さんもお見えになってました。

最後はアルゲリツチさんのアンコール曲を

普通は1曲ですが3曲も独奏して頂き、終わると同時に…なんと記憶にないくらい久しぶりに

全員がスタンデイングオベーシヨンで

興奮の渦に包まれた忘れられない1日で

日頃のストレスも吹っ飛んだ感動を味わえました。


尚、アルゲリツチさんと広響の共演は

過去に3公演と2019年にはポーランド公演

があります。