また真夜中 滑り込むみたいに入る
もうやめられない癖みたいに
蛍光灯が落とす 青白い光
どこにいたかなんて あなたは聞かない
何かを量ってる でも少しだけ狂ってる
今夜初めて その手が迷った
気づいてないふりで 私は笑う
完璧だったあなたに入った 小さなひびを
「もう来ないほうがいい」って 低い声で言うけど
一歩も引かないし 離してもくれない
その響きの奥にある無謀さ
壊れることが むしろ居場所みたいで
ラベルが剥がれたあと これは何て呼ぶの?
境界が消えて ただ落ちていくだけ
触れないはずなのに 急に触れる
抑えてたものが やっとほどけたみたいに
距離もない きれいな線引きもない
ただ重なる 少し乱れた呼吸
何でもないって 言い聞かせてたのに
ねえ あなた 自分のルール壊してる
ガラスがカウンターに触れる 小さな罪みたいに
あなたは動じない もう戻れないくせに
私の名前を呼ぶ声も
もう慎重じゃない どこか危うい
少しだけ近づく 確かめたくて
この距離で どこまでいけるのか
ねえ ほんのわずかだけど分かる
もうコントロールしてるのは あなただけじゃない
いつもは冷静で 正確だったのに
今は反応しないように 耐えてるだけ
こんなの好きになるべきじゃないのに
崩れていくあなたを 見ていたい
ラベルが剥がれたら もう同じじゃない
「気をつけて」って言いながら 自分を忘れてる
もう止めないし 取り繕わない
これは途中で止められるものじゃない
沈黙も 安全なルーティンも消えて
裏側で何かが 確実に壊れてる
何でもないふりして 流してきたのに
全部 あなたの中に書いてある
こんなに気持ちいいなんて 残酷だよね
現実を忘れていくあなたを見るの
あんなに上手く着てた理性も
静かに 剥がれ落ちていく
やっと気づいたみたいな目で 私を見る
これは最初から 私だけの話じゃなかった
負けたかったんでしょう? 本当は
ただ きっかけが欲しかっただけ
ラベルが剥がれたあと もう隠せない
残るのは 目に映る本音だけ
止まらない 引き返さない
境界が溶ける場所で 出会ってしまう
距離もない 「一度だけ」もない
欲しかったものから もう逃げない
何でもないって言ってたのに
この化学反応は 現実を書き換える
朝が来ても もう終わってる
前みたいに慎重じゃいられないね
私はいつも通り ゆっくり出ていく
でも今回は——
考えてるのは
あなたのほうでしょ
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