美味!つくば北条米新米ゲット | 旅するえみな

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  故郷定住08


旅はナナメ歩きが面白い

来週に迫った鹿児島旅行、お世話になる友人宅へのお土産のため、

茨城の名産「つくば北条米」を買いにつくばへとお出かけしました。

 

 

最初に申し上げますが、このお米は絶品です!

(コメの種類はコシヒカリです)

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つくば米は、筑波山花崗岩を含んだミネラル豊かな湧き水と、

筑波山を屏風のように背負い、夏涼しく冬温暖な気候により育まれたお米です。

 

つくば北条米というのは、このつくば米の中でも、

最も条件が良いといわれる桜川の東側の水田で栽培されたものをいうのだそうで、「どっちの料理ショー」や、「テレビチャンピオン」などでも紹介されています。

 

このたびの鹿児島旅行でお世話になる友人宅へのお土産の一つにするため、

つくばの農協まで足を延ばしたのです。(もちろんコメは事前に送りますニコニコ

 

当然自宅用にも買いました!

食べるのが楽しみ!シャケでも焼いていただきましょう♪

 

今日は、この「北条」にちなんだいばらきガイドを少しご紹介したいと思います。


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北条米の名前の「北条」は

筑波地方に古くからある集落の名前です。

 

 

 

 

 

 


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趣のある古い街並みが残ります。

 

2012年この地域を竜巻が襲い

大変な被害でした。

 

この北条地区を起点に筑波山神社へと向かう道「つくば道」は、

日本の道百選にも選ばれている

歴史ある道です。

 


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ここが起点。

 

「つくば道」は江戸時代に整備されました。

江戸城から見ると筑波は東北、すなわち鬼門に当たります。

家康は、「鬼門の護り」として筑波山をあがめ、筑波山神社を祈祷所としたそうです。

 


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3代家光が神社を一新する工事に着手、

その時資材運搬の道として整備されたのが

「つくば道」。

 

以後、つくば詣での多くの人々が利用することになったのだそうです。


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起点北条の街から、神社まで、約4キロ。

わたしも、何度か歩きました。

 

ここは途中の「神郡(かんごうり)集落」。

このまっすぐ伸びる道の延長上に神社の

赤い鳥居が見えます。

 

 


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しばらく進むと石でできた大きな鳥居があります。

 

 

 

 

 


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ここから、急に上り坂がきつくなってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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趣ある蔵もたくさん見かけます。

 

素敵な道ですが、ここに暮らすのはたいへんだろうな~

 

 

 

 


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映画のワンシーンのような景観です。そして坂はかなり急です。

 

 

 

 

 


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だいぶ上ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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北条など、ふもとの集落があんなに小さく見えます。

 

 

 

 

 

 


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この石の階段を上ったところがほぼ終点。

 

バス道路を渡ると神社へとたどり着けます。

 

今は、都内からTXを利用して筑波山を訪ねる方も多いそうです。また、「つくば道を歩く」

というようなイベントも行われているみたいです。

 

交通機関を利用して、北条米を担いで帰るのは大変ですが、配送なども行っているようですのでお米は宅配で、

そのお米の故郷と歴史を訪ねる旅、

秋のお散歩にオススメです。

 

いかがでしょうか。

 

 

          ご訪問ありがとうございました。   えみり