

ゴルフ場利用客が来る前に、濡れたものを干しまくる。
この旅で最もテントが浸水した一晩でした(;^ω^)
キャンピングカーのおっちゃんが現れ、大丈夫だったかと心配してくれた。
なんでも昨日の風はキャンピングカーをも揺らす程の強さだったらしく、車内にいても落ち落ち寝ていられなかったそうだ。
温かい日差しにあたりながら、頂いたカップ麺とパンを頬張る。うーん、これまた格別。


昨日びしょびしょにしてしまった衣類を洗濯し、手持ちの洗濯バサミを全て使ってぶら下げる。

この天気なら今日中に乾くはずさ( *`・ω´)
雲一つない空に体が疼く。
二日間のほとんどを共に過ごしたおっちゃんにお礼を言い、道の駅「忠類」を出発!!
うわお、こんな所に良き理解者がいるとは…。

ここまで心の代弁をしてくれる存在が今まであったろうか(*゚.゚)ゞ
北海道を時計回りに回っていると、襟裳岬へ行くにはこの「黄金道路」という道を必ず通ることになる。

絶壁切り立つ広尾~庶野の30km間に道を通す際、黄金を敷き詰められるほどの金が投じられたことからこの名が付いたそうです。よっしゃ黄金を踏みしめる意気で駆け抜けてやる。


昨夜の台風の影響で、俺が来る直前まで通行止めだったらしい。
確かに路面は泥だらけで、所々土砂崩れのような箇所が見られる。
自分の苗字と同じ地名を見つけると何故だか嬉しくなっちゃうね。

キョトンとしてる犬がかわいい。
さあさ黄金道路最大の目玉にやってきましたよー!!

口を開けて待ち構えるは、道内一の長さを誇るえりも黄金トンネル
長さは驚愕の5キロ弱。15分もトンネル内を走るってことか…。化け物かよ。
先の見えない不安感。

交通量が少なくてよかった。
多かったら神経磨り減ってたに違いあるまい。
ここまで絶望的な標識もそうそうあるまい。

トンネルを抜けると黄金道路もいよいよ終わりです。
振り返ってみれば険しき崖が果てしなく。

この道が通っていなかった時代は本当に陸の孤島だったんだろうな。
未だにこっちまで鉄道が敷かれていないから、現代でもそのイメージは強い。
さらば黄金道路!

それにしても、トンネルを抜けたあたりから異常に風が強いんだ。やんなっちゃう。

あまりに強烈だから雄叫びをあげるも、その声さえも風は掻き消す。

容赦ないねぇ。襟裳岬への道は無味乾燥としていて、自分以外の生き物がこの世から消えてしまったかのような寂しさを覚える。
一回通り過ぎて、やっぱり気になったから戻ってきたw

江戸時代、ここの浜で難破事故が起こり、乗員約100名が犠牲になったらしい。だから「百人浜」。百人浜キャンプ場が心霊スポット扱いされてるのはそういうわけだったのか…。
展望台からの景色。


今でこそ周囲には緑が広がっていますが、かつては放牧などで地は荒れ果て、「えりも砂漠」と呼ばれてた時代もあったんだって。
陸の孤島の砂漠地帯か…何だかミステリアスなニオイがプンプンします、襟裳岬。
風極の地(`・ω・´)

とんがりに座ることができたら風が止まるそうだよ(適当)
半端ない勢いで回ってるw

演出のためにモーターでも入ってんじゃないのこれw
水平線が丸い\(^○^)/

岩肌とか白波とかで荒々しさが伝わると思うんだけど、ここからの景色は強風に煽られながら眺めることで、初めて「襟裳の景色」になると思うんだ(身も蓋もない話ですんません)。
岸壁に叩きつけられる波と、風に運ばれていく飛沫。耳を聾する風の音波の音。
おっと何やらまだ先に行ける様子。

突端撮ったーん_(:3 」∠)_

日高山脈が海に落ち込んでいくのがよくわかります。

風が避けられる場所でのんびりとパンを食っていたら日が傾いてきた!やばい!ここで野宿は勘弁だ!けれどここから先に、道の駅はおろかライハもキャンプ場もないヽ(´Д`;)ノ
頼みの綱は現地の人しか居るまい。売店の人に良い野宿場所はないかと聞いてみたところ、15キロ先に最適な公園があると言う。助かった!助かったのだが、この人はどうも話好きらしく、よく喋るよく喋る…なかなか解放してくれない。教えてもらった恩があるから、帰してくれとも言いづらい。笑
ひと段落したところで切り上げ、夕日めがけて全力ダーッシュ!!

風が容赦なく押し戻してくるので途中で諦めました。
線香花火のような夕陽を見届け、

公園到着。
いやほんと風に苛められた日だった。
タイトルみたく風になることはできませんでした。
もう風なんて嫌いだ!!俺はいつだってあなたのことが嫌いだぁぁああ!!
でもつじあやのの「風になる」は好きですw
この公園はちょっとした町にあって、風が幾分か和らいでいました。
飯作って、寝床作って、おやすみなさーい(*´д`*)
出費463円
Tm6:08
Dst94.17
Av15.3
Mx35.9
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現在地:千葉県 南房総
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