母の機嫌が悪いと、そばに寄れない。器量の良い母には、いつも男がいて狭いアパートで、していた。10歳になった頃に、私は、全て理解した。
学校では、身なりが良くない上、自信が持てず控え目な私は、いじめのターゲットになった。ある日、クラスで公園で遊ぼうという話が盛り上がった。おい、お前も来るよな。リーダー格の武が言ってきた。放課後の遊びのメニューにいじめも加えるのか・・・。うん。行かなかったら、どうなるかわかっている。
約束より少し遅れて公園に着くともうポコペンが始まっていた。鬼は案の定男子のターゲット進だ。武は、私の姿を認めるとすぐにみんなを集め、新しく加わった私を鬼にする、と告げた。いじめられっ子の鬼は大変だ。みんなにそれなりのスリルを与え、楽しませないと・・・。鬼改選の条件を満たしてもすぐ新たにルールが加わって鬼の継続になる。みんなを飽きさせてしまうとよりいじめの傾向のはっきりした遊びになる。約一時間、私は、鬼の役を上手にこなした。みんなそろそろ飽きてきている。ここで日没を迎えたらいいのだがもう少し時間がある。
母子家庭で育った私。母が父と別れた訳は、分からない。経済的にも恵まれず母と二人で小さなアパート住まい。三度の食事もおぼつかないこともあった。唯一恵まれていたのは、母の若さと容姿であったが、私にはそれを与えてくれなかった。父の姿は知らないが私は、父親似なんだろう。


ドアを開け、店長に声をかけた。女の子は素直に罪を認めた。
しかし、ここからはこの前と違う展開になった。店長は「他にもうちの商品をかくしているかもしれない、調べるんだ」私は、女の子のポケットに手を入れ調べた。何もない。「脱がして調べるんだ」女の子は泣き始めた。「この子は他にはなにもしてませんよ」「言われた通りにするんだ、二人まとめて通報するよ」あとは店長の言われるままだった。大きい机の上に二人乗せられ・・・。