手にした5万は、翌日なくなり、二三日で限度額まで到達した。今度は純子のそばに行き金の無心をし、5万借りた。奇跡は起こらなかった。純子に謝ると、仕方ないわね、と言って店員を呼び、玉を流し、こっちにいらっしゃい、と告げた。向かった先はラブホテルだった。部屋に入ると綺麗な表情が一変し、貴方はもう私の奴隷なのよ。お金の分だけ、私を満足させてくれる。脱ぎなさい。逆らうことはできない。素直に脱ぐと、言われるままに椅子に座った。
貴方上手なのに最近出てないわね。お金ないんでしょ。パチンコはお金がないと勝てないわ。お貸ししましょうか?と言って5万円差し出した。ちびちび打ってストレスばかりたまっていたので、頭を下げ、受け取った。気持ちのゆとりのなせる技なのか、最初の一万円を使い終える前に当たり、久々の大連ちゃんがついてきた。それを見た純子は、にっこり笑い、あら、良かったわね。やっぱり貴方上手だわ。と素直に喜んでくれた。二十万近くの札を手にして返そうとすると、いいのよ、他に返済するとこあるんでしょ。そっちの後で、と言って受け取らない。この人、知ってるんだ全部。そう観念して、それならお言葉に甘え・・・。5万を残し、サラ金の返済をした。
月末に八万近く返済して、翌日限度額まで下ろすと四万円にしかならない。金利で四万円、溶けてしまう。こんなことを繰り返し、さすがに、この悪循環を断ち切ろうと決意した。しかし毎朝、通う習慣は変えられない。千円札を何枚がか握りしめ、並んだ。開店して30分くらいで資金はつきた。でも長時間、店内で過ごす習慣は変えられない。そんな時だった。
休憩所で、過ごしていたらあら、貴方、今日も打たないの?純子だった。この店では有名な常連だった。彼女は、いつもドル箱を積んでいた。店のサクラだ、と疑う者もいた。
以前いつも出している彼女に興味をもち勝ち方を盗もうとしたことがあった。彼女のスタンスは明確だった。気に入った台がある程度入るようであれば当たるまで打つ。それだけ。単純だが難しい。台を信じる鉄の心臓が必要だ。たいがいは何度か惜しい演出がハズレたり、確率の倍もはまると台を信じられなくなる。彼女は千回はまっても動じない。一度は二千回以上はまっていた。朝から昼過ぎまで打ち続け、十万以上使っていただろう。それでも夕方から箱を積み上げていた。強い意志と財力が備わらないと真似できない。彼女はこの地域一帯の借家を所有し、月収は二百万を越えるらしい。それを知った時、所詮金のあるところに金が集まるのかとつくづく思った。
休憩所で、過ごしていたらあら、貴方、今日も打たないの?純子だった。この店では有名な常連だった。彼女は、いつもドル箱を積んでいた。店のサクラだ、と疑う者もいた。
以前いつも出している彼女に興味をもち勝ち方を盗もうとしたことがあった。彼女のスタンスは明確だった。気に入った台がある程度入るようであれば当たるまで打つ。それだけ。単純だが難しい。台を信じる鉄の心臓が必要だ。たいがいは何度か惜しい演出がハズレたり、確率の倍もはまると台を信じられなくなる。彼女は千回はまっても動じない。一度は二千回以上はまっていた。朝から昼過ぎまで打ち続け、十万以上使っていただろう。それでも夕方から箱を積み上げていた。強い意志と財力が備わらないと真似できない。彼女はこの地域一帯の借家を所有し、月収は二百万を越えるらしい。それを知った時、所詮金のあるところに金が集まるのかとつくづく思った。