一旦、いじめが始まると、それは、学校と変わりがなかった。教師と保護者の存在がない分、かえってあからさまだ。大人も子供も変わりがない、同じ人間だ。いつものように割りの悪い仕事を押し付けられ残業をしていると、いつの間にか課長と二人きりになった。課長は、年功序列で課長職を得ているというのが職場内の評価で、その通りだと私も感じている。若い頭角を表わしている社員は、課長を小馬鹿にするようなことがある。感性も衰えているのか、鈍いのか、課長はただ一人私にも公平に接してくれていた。あと少しで定年の課長は私の父より年上である。
そんな課長が突然○○君ちょっと、と私を呼んだ。私に仕事の進捗状況を聞き、そうか、もう少し頑張るか。と言った。普通と同じ部下としての扱いを受けたのが嬉しい。自席に戻って、課長の言葉を何度も心で繰り返していると、これまでされてきた仕打ちが怒濤のように押し寄せ、涙が止まらない。課長と二人と思うと声を出して泣き始めてしまった。
そんな課長が突然○○君ちょっと、と私を呼んだ。私に仕事の進捗状況を聞き、そうか、もう少し頑張るか。と言った。普通と同じ部下としての扱いを受けたのが嬉しい。自席に戻って、課長の言葉を何度も心で繰り返していると、これまでされてきた仕打ちが怒濤のように押し寄せ、涙が止まらない。課長と二人と思うと声を出して泣き始めてしまった。