選民思想
企業を経営する上で、競争優位性を作ることが重要です。
競争優位性があるから、お客様に選ばれる。
選ばれる会社になるから、高い価値をより良いスタッフでより良いお客様に提供できる。
この状態を作ることができれば、それは1つのブランド戦略になる。
こういった会社において、「うちは他社とは違う」、「我々は他社よりも優れている」という風土が生まれる。ある意味、健全な誇りを持つことは高いレベルの仕事をする上で、超重要である。
一方、これがプライドとなり「選民思想」になってしまうと会社を腐らせる。
「自分たちは凄い」これが蔓延すると、会社成長の弊害になる。驕りになる。
どんな会社であれ、顧客満足度100%という訳にいかない。
これはどんな会社の経営者であれ、常に目を向けているポイントだと思います。
そこで大事なことが、問題への姿勢です。
原因を自社に帰結できるか、お客様に帰結させてしまうか。という点です。
もちろんどちらか一方が100%問題だ。ということはない。
しかし、問題を社外に帰結させてしまえば、サービスを磨く機会、仕事レベルを高める機会を失うことになり、その会社は徐々に優位性を落としていくことになる。そのスタンス、過度な選民思想が会社に弊害を与えてしまう。
成長中の企業には同じような病が起こる。
これを放置すると、致命傷になることがある。
・成長熱量への過信
数字が伸びているがゆえに、そこに甘んじて問題解決が遅れる
・選民思想
過度な自信がサービスレベル、人材レベルの成長を妨げる
・役割の新設
社員数の増加に伴い、バリューの低い役割の新設
などなど、あげればキリがないほどに、成長しているからこそ起こる問題があります。予防と治療。経営者は、調子のいい時ほど、この問題に先手先手で手を打たなければいけない。そしてそれを考えている経営者とそうではない経営者がいて、本当に経営とは、経営者次第でどうにでもなる、ということを感じる日々です。