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神泉で働くイノマル社長のブログ

イノマルコンサルティング代表取締役のブログです。




組織戦において戦力が同等であれば、戦略と調練度が勝負を決める。

もしも仮に同じ戦力と調練度であれば、戦略が勝負を決める。この条件下において負けてしまうようであれば、大将失格の経営者である。その条件下で必ず勝てる者しか大将になれないし、経営者の資格はない。

しかし、この条件下で勝負することはほぼない。基本的には戦力に差がある中での戦いを求められるのが経営である。そして、戦力に差があるときに勝負を決めてしまうのがボトルネックである。

歩兵が弱かったがために押し込まれる。騎馬隊の第2隊の調練度が低かったがために、押し込まれる。右翼の守備が緩かったがために敗北する。騎馬隊が勝負どころで押し込めなかったがために敗北する。

大将と兵も常にビジネスという市場環境の中におかれ、選ばずとも人生をかけて勝負をしている。

人の命と人生を背負って戦っているのが大将であり、武将であり、将軍である。戦であれば、命を背負っていて、ビジネスであれば人生を一時預かっている。だから絶対に負けられないし、負けの要因になり得る事を見逃すようなやつはクズでしかない。

大将が組織の勝利のためにも、1人の人間の人生のためにも、勝利に向けて追求し、ボトルネックがあれば埋めるために精進する責任がある。

ビジョン達成という挑戦と共に、我々は常に競合との争いを意識しなければならない。拮抗下で敗北を導き得る、戦力、組織、個の怠惰をその瞬間見逃せば、組織も見逃された個終わる。

だから、関わる人の全てのために、しいては明日の勝利のために、一人一人が責任を背負っていることを忘れてはいけない。




たま~にある話なのですが、経営者が自社のスタッフレベルが低いと嘆き、
なんとか育成してもらえないか?という相談をいただくことがあります。

あまりにも情けない話であり、こういう経営者の場合、会社を伸ばすことは不可能
なのでお仕事をすることはお断りさせていただくことになります。

ただ、その際に必ず伝えることがあるのですが、
「魂込めて育てる気がないならば、さっさとやめたほうがいい」という話です。

経営者は、仕事を教え、さらに人を育てることがその職務の中に入っています。
仕事を教えるだけではだめであり、いかに優れた人間になるか?を一緒に追求していくことが仕事ではないでしょうか?

人を育てる事に覚悟を決めている経営者は、会社を伸ばします。
一方でそれを放棄し、待ちに回る経営者は、会社を伸ばせない。
これまで3000人以上の経営者に会ってきた結果、これに例外はありません。


野球部の監督が、バントや盗塁の指示だけしてあとは選手に全てを任せている。
選手の自主性を重んじることは大切ですが、人間育成をしていないチームはやはり弱い。

社会に出た後にも活躍できる「人」を育てている監督は、
やはり社会価値が高く、強いチームを作っていると思うのです。

野球を教え、人を育てる。
仕事を教え、人を育てる。

中小企業において、経営者が「人を育てることを覚悟する」ことが全ての始まりです。

こういった経営者を世に増やしたい!という想いから
仕事とスタンスを育成するための、「経営者のためのレビュー研修」の開発に着手しました。

この1ヶ月で同じ相談を複数の経営者の方にいただいて決めました。
その経営者のスタンスを変えないとダメだ。そこに本気で取り組みたいと思います。



企業経営において、組織力、人材育成は大きな競争優位となる。

優秀な人材を採用し、育成し、組織としてパフォーマンスを発揮することが出来れば、より大きな社会価値を提供できる。

一方で、普通の人を採用し、普通に仕事を教えて、まともに組織戦をできていない会社は、ゆっくりと競争力を失い、いずれ早晩、淘汰されていく。

で、最近色々な会社を見ていて、また人の能力を最大化したいと経営をしていて思うのですが、
あんまり成長していない会社の経営者は、仕事を教えている。自分ができて、人ができない仕事を見つけてできるように教えている。確かにこれはこれで必要だ。でも、問題は、それでは会社は大きくなれないということだ。

逆に成長している会社の経営者は、人を育てている。育てているというとおこがましいが、その人の能力の最大化を追求している。経営戦略や、なぜこの仕事をするのか?という哲学といった人間教育。そして10人の人間がいれば、10人の特徴があることを理解して、個々に合わせて能力開発をしている。

足の速い人には、足を使う野球を
ミートがうまい人には、アベレージの野球を
パワーのある人には、クリーンナップの野球を

互いに成長しあうこと。そして何より個々の能力を開発すること。

自分ができることを押し付けるリーダーは、やっぱりアシスタント育成までで終わる。
競争優位性を作る、そのための「教える」と「育てる」を明確に理解していなければ、経営はできないと思う。

仕事を教える人ではなく、人を育てる人を増やす。
仕事を教える会社ではなく、人を育てる会社になる。
仕事を教えるコンサルではなく、人を育てるコンサルをする。