最近、優れた企業経営者の方とお話をする機会が多い。
それは、クライアントに優良企業が劇的に増えているから。
こういう会社がなぜ利益を残せる優良企業かというと、それは「生産性」を追求しているから。仕事である以上、生産性の追求を怠れば、それは企業として衰退を起こす。一個の妥協が衰退の始まりである。
事業再建の最初の1歩は「生産性の改善」と言われるくらいにダメ企業は生産性を落とした結果、ダメ企業になる。
たとえば、11人 VS 11人でサッカーをする際に、俺は~~だけすればいいという選手が一人いれば、それだけでチーム力は落ちる。FWがディフェンスをせずに前線でサボっていれば、そのチームのプレス力は落ちるし、サイドバックが攻撃参加を怠れば、そのチームのサイド攻撃は落ちる。一方で、相手チームが全員参加のサッカーでポリバレントにポジションチェンジを繰り返して、カバーしあって、試合をしていれば、運動量で敗北する。勝負の勝敗は歴然だ。
日本の中小企業の大半が赤字である理由は、組織の1人1人が最大限の仕事をしていないから。結局は、私の仕事はここまでと線を引き、自分が成長することを怠り、会社として価値を追求できないから社会的に価値を提供していない状態になる。
そして線を引くやつほど、あるいは引かせるやつほど、価値のないところで足を止める。
・本来、同行することで仕事を学ぶはずが、同行して議事録を取ることが仕事になってしまう。
・本来、仕事のサブツールとしてのタスクが、いつのまにか大した利益も生まない事務作業係を生んでしまう。
・本来、価値を生むために複数人で仕事をしているはずが、バリューを発揮しないサブ担当を生んでしまう。
そういう事を良しとした瞬間、その人は事務員になり、その後輩にもそういう人間が生まれ始める。会社に事務員なんていらない。そんなもんは外注するか、ペッパー君で事足りる。価値を生まない人間は悪となる。
経営者としては、
「天下の資本と人材を活用して利益を生まないのは悪罪なり」
小さな会社でも、そういう人間が集まればダメ企業になる。
成長企業でも、そういう人間を1人良しとすれば、ダメ企業になる。
何が一番やばいか?
それは、チームの仲間が大切な友人と考えた時に、その人の「社会価値」を奪うことになる。一度、そこに落ちた人間は、もう戻ることは実際には難しい。
自分の人生を豊かにするために。良い会社として成長するために。結局は、最終自分のために生産性を妥協したら、人生を未来を空しいものにしてしまう。
自分の価値を追求し、生産性を高め、日々成長しないと、そんなに空しい人生はない。そしてそれを良しとした経営者は、人材の未来を空しい者にする罪人である。
