【価格を決めているのは誰か?】
経営者が忘れてはいけない事。
それは、全ての事業は生活者のために存在しているということだ。
企業には必ず顧客がいる。
・部品メーカーは完成メーカー。
・完成メーカーには商社。
・商社には小売業社。
・小売業者には一般顧客。
というように直接お金を支払ってくれる顧客をとても大切にする。
しかし、直接一般顧客を顧客としない事業の場合、一般生活者の顔を忘れてしまう会社が多い。
例えば、本当に良い商品を開発しているのに、商社や小売業の要求にばかり耳を傾け、
価値を落とし、価格を落として商品を提供している中小企業がなんとも多いことか。
以前、九州のお客様で独自のこだわりを持ってある食品を提供している
会社の経営者がおっしゃっていた事がある。
「私達は他社と同じように安物の油で製品を作り、
スーパーに卸して価格競争をする事は決してしない。」
この会社の経営者は、お客様が求める本当に美味しい独自の商品を提供し、
価格競争をせずに、その価値を感じてくれるお客様に流通を限定して事業を行っていました。
本当に高い価値を提供し、顧客にその商品が選ばれれば、
当然価格は高く、結果流通業者にも選ばれる事になるのです。
自社のお客様が一般生活者ではない事業を行っている場合。
流通業者の要求する価格があり、それにより市場原理ではなく、
生産原理でモノを作る仕組みになる事がある。
あなたの会社の事業は、最終的には生活者のために存在している。
だから独自の価値を失わずに、価格競争に陥る事を避けなければならない。