それはドパミンを放出するか? | 神泉で働くイノマル社長のブログ

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「ロジカルな企画」と「エモーショナルな企画」

優れたリーダーのプレゼンテーションを見れば
明らかにされているように、変革を起こしたリーダーのプレゼンは、

「Why→How→What」で構成されている。

これは要するに、
(1)なぜやるのか?
(2)どうやってやるのか?
(3)何をするのか?

という何のためになぜやるのか?という根幹からスタートしている。

一方で、人を動かせないプレゼンは、どうやってやるのか?あるいは、
何をするのか?というHowやWhatで構成されている。

こうやれば儲かります。こうすれば勝てます。
これは必要です。これをやるべきです。そんな動機に人の心は動かない。
そんな事よりも、なぜやるべきなのか?何を起こしたいのか?何を変えたいのか?が
本当に重要である。



人間の脳は3層で構成されている。
1.は虫類脳 脳幹など防衛本能などの自己保全脳
2.旧ほ乳類脳 大脳辺縁系など生存保存や快不快などの本能
3.新ほ乳類脳 大脳新皮質など言語、創造思考を司る



この脳の三層構造とプレゼンの三層構造はリンクしている。

HowやWhatは非常に論理的で、大脳新皮質にリーチし、
Whyは大脳辺縁系にリーチし、人をわくわくさせる。

大脳新資質は視床下部に指令を伝え、視床下部からの神経系はドパミンなどの
カテコールアミンを分泌するのである。これがわくわくするプレゼンであり、
理屈ではなく、エモーショナルなビジョンに人がフォロワーとなるゆえんである。



○挑戦と恐怖のパラドックスもこの脳の構造で説明できる。

起業したいというワクワク感は大脳辺縁系を刺激し、理屈的に勝算がある(大脳新皮質)状態でも
は虫類脳である、脳幹が防衛本能を働かせた結果、変化を恐れ不確実な未来を選べなくなるのである。

○やるべきとやりたいの力差

行動分析学でいう、「やるべき」では動かず、「やりたい」の誘発因子の方が強いという事も、
「やるべき」という仕事の指令は大脳新皮質に届き、外発的動機になるのに対し、
「やりたい」という指令は大脳辺縁系に届き、内発的動機になるのである。

○運動神経よりも運やセルフイメージ

スポーツ選手も実は同様で運動神経(大脳新皮質)が優れている人よりも、
実は大脳新皮質が優れている(俺はできる、俺はやるんだ)人間の方がプロには多いそうです。



人を巻き込むリーダーも、自分を動機づけるモチベーションも、
その理由はドパミンを放出するのか?って事が非常に重要なのである。

「仕事をしていて、何をしているのかを理解していながら、なぜ、何のために仕事をしているかを
情熱を持って説明できない人は大脳新皮質で仕事をしており、Whyを持つ人には勝てないでしょう。」

どの企業の組織を見ても、活躍している人材は間違いなく「Why」を持っているのです。



目の前にある仕事はワクワクするか?
今から進む道はわくわくするのか?
この判断軸を大切に決断をしていくと、自然と結果はついてくることでしょう。