志の構成要素
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①「自己承認による自信と内発的動機」
×
②「家族承認によるイノセンスの解体」
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志を生み出す上で、まず第一に家族や他者からの承認
に基づく自己承認による内発的動機が必要である。
しかし、どんなに内発的動機や自信、能力があっても
それを社会をより良くする方向に向けなければそれは
「志」にはならない。時としてエゴにすらなる。
社会に対する責任はどう生まれるのか?
それがイノセンスの解体である。
世界で起こること、社会で起こることに対する
無罪性(イノセンス)が存在することで
「僕には関係のないことだ。」という価値観になる。
人は生まれながらに無罪性(イノセンス)を持っている。
子供自身によるイノセンスの表出、
すなわち非行などの問題行動を親が承認することで
自分には責任があるというイノセンスの解体が生じる。
※イノセンスの表出→承認→解体
志とは、
社会的責任×内発的動機
これが志の正体なのではないだろうか?
※参考文献
http://www.life.osaka-cu.ac.jp/publications/magazine/pdf/2007/11.pdf
子供の自己承認欲求と親からの期待と承認の関連性
- 人を伸ばす力―内発と自律のすすめ/エドワード・L. デシ
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