2009年。起業を準備中だった。
・NEC社会起業塾決勝での敗戦。
・チームの方針の崩壊
・ビジョンのブレ
あれからちょうど一年。
新たなスタートである。
小さな事業は捨てる。
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MISSION
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自分ができることを積み重ねても事は成せない。
どうしても改善したい社会課題や、社会問題がある。
そこを改善してどんな社会にしたいのか?
今の自分では到底届かない。
実現するために仲間も必要だ。
攻めて行くための資本もない。
そんな全く届きそうもない、大きな大きなビジョン。
ビジョンの大きさが、成す事の大きさにつながり、
企業の強さや大きさにもつながるのだとおもう。
今、成したい事は流通革命。
社会にはリアルタイムで世界をつなぐイノベーションや
プロダクトに溢れている。
例えば、
・日本の子供がリアルタイムでビルゲイツの講演を聞いたり、
・途上国の子供が日本のベンチャー企業の経営者にプレゼンしたり、
・病院で一人孤独に生活する高齢者が家族とコミニケーションが計れたり
そう、世界の物理的距離は小さくなりながらも、
うまく情報やプロダクト、イノベーティブな技術が使われていない。
そのために、生まれた国や地域が異なるだけで大きな機会損失を起こしている。
そのために、先進国でも孤独や病気、情報格差が生じている。
これを解決していくことが今、必要なこと。
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ACTION
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世界を変えるデザイン展が2010年に日本で開催された。
社会のデザインは、世界総人口のトップ10%のために行われている中、
年収3000ドル未満のBOP(ボトムオブピラミッド)層を課題解決のために、
その技術革新を利用しようというものだ。
これから10日以内に
・ノーベル平和賞受賞 グラミン銀行のユヌスさん
・プロダクトを探すために、「世界を変えるデザイン展」の主催者
・アドバイザリーのポジションを引っ張るため大学教授
・実際にBOPビジネスを行う海外企業とのアライアンス
とアポも確定し、少しずつ、本当に少しずつ道が見えてきた。
やると決めること。やるべきことを決めること。
たったそれだけで欲しい情報や機会が流れ込んできた。
「生まれた国や地域による機会格差を、
情報、技術、人脈における流通革命により改善する。」
まずは、この領域におけるビジネスシーズを探し、
ビジネスモデルを構築し、事を成しにかかりたい。