島田紳助と吉田松陰 | 神泉で働くイノマル社長のブログ

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島田紳助が一度だけ若手芸人に講義をした伝説の授業がある。


そこでは、要するにこういうことを教えた。

「自分の能力Xと時代のお笑いニーズYを考えて芸をしろ!」


一発屋は自分の能力Xとたまたまやってきた時代のニーズYが

ガツンと交通事故のようにぶつかった結果である。


時代に対応しなければすぐに期限が切れてしまう。

売れ続ける芸人はこれをしとるんや。と。





なるほどな。と仕事をする上でかなり意識していたが、

この教育指針の原点は吉田松陰にあると思う。


松下村塾を引き継いで明治維新を成し遂げる長州藩の

志士達を育成した教育方針は、


個々の潜在する独自の能力を引き出し、

時代が求める変革に対して力を発揮する


ということだ。


一人よがりの追及や研究も、時代に合わない価値発信も

どんなに優れた能力があっても無意味だ。




おそらく、仮説には過ぎないが、

島田紳助は吉田松陰の哲学から導き足したのではなかろうか。




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