天才教育 | 神泉で働くイノマル社長のブログ

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今日は白水学園のセミナーで

横峰吉文さんの講演を聞かせていただいた。


なぜ、子供達全員に逆立ちをさせるのか?

そのすごさはどこにあるのか?

今回の講演でこの理由を言語化できて腹に落ちたことに非常に価値があった。



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大事なのは逆立ちできることではなく、

自立して周りを観察しながら、逆立ち歩きに必要なステップを踏み、

自ら工夫して練習を重ねて学習する力を井につけることである。

走るためには、机につかまりながら立ち上げることを覚えて、

何度も転び、歩き、走るというステップが必要である。

逆立ち歩きにはタンスを相手に壁倒立を覚え、倒立を覚え、一歩進むことから

逆立ち歩きへの進歩していく。

できそうもないことだけど逆立ちくらいは誰にでもできる。

その可能思考を教えているかのような印象だったが、

要するに、自分の目指す場所に対して、マイルストーンをおいて、

そこに対する練習メニューを作り、努力を詰み、成功体験を積むことを

教え、自ら考える力を養う教育をしているということだった。


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今の学校教育は基本的には知識を教えている。


社会に出てもHow toに走る人が多く、

短期的なスキルで長期的に成長することができない人は

非常に多いと感じる。


これは学生時代から点を取るだけの試験を重ねた人の結果である。

仕事ができる人も、ふり幅を広げればイチローすらも、中田すらも、

自ら目指す位置を決めて、マイルストーンをおいて、

自ら練習メニューをつくり、日々努力を積んでいるのである。

こういう人はこれだけ時代の変化が激しくても、

明日から異なる能力が必要になっても絶対にその道で活躍することができる。

しかし、How to人間にはこれは不可能である。


幼少期からこれを積んだ子供達がどのような大人になるか楽しみである。




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一方で、批判を浴びながらも常識を覆し、

子供を育てることに使命を全うしている人がいて優秀な人間がいる。


その人を取るだけとって収益を上げようという経営は

やっぱりいけていない。

そういう意味ではやっぱり日本の人間教育は

学校にもあるけれど、企業にもあるのである。


次世代の人を育成することに力を入れない経営者には、

逆に言えば優秀な人間は絶対に集まらない。


中途で優秀な人間を取れない会社の

大半は人が育てた人間で収益を上げようとする

その経営者の怠慢にあるのであろう。


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