久しぶりにビートルズ | Dream Lights

Dream Lights

Blieve ! Sea of Dreams
ハーじゅう〜ツェ〜

しかし、完璧ですね、もはや神業としか言いようがない・・・

 

ここまで完璧に演奏できるものなんだろうか。。。

 

この時代、『モニター』がないのにこの演奏。

 

例えばリンゴのところにモニタースピーカーなんか置いてないでしょ。

リンゴはギターアンプとベースアンプの音だけが頼りなんだよね、でも悪いことにそのアンプはリンゴより前に置いてあるから、ドラム叩くとリンゴにはほとんど聞こえてこないはず。

 

ボーカルしかり、足元のどこにもモニタースピーカーがない。

この場合、自分の耳に届く自分の肉声だけが頼りで、後ろの大音量のアンプと自分の声を聞き分けて歌わなくちゃいけない・・・

 

PA自体がなかったんだもんね。

 

ボーカルアンプはあったよ。

 

普通はステージの最前列、少しでも後ろに置くとハウリングするから、とにかく最前列、ステージギリギリに置いてあったし。

やっぱりボーカルのモニターにはならなかったんだよね。

 

こんな過酷な条件で演奏していたのか!

 

じゃなくて

 

この時代はこれしか方法がなかったから、みんなそうやってバンド演ってただけ。。。

 

それが当たり前だった時代。

 

でもビートルズはこの演奏!

 

youtubeのこんな時代からゲット・バック・セッションまで、ビートルズはそうやって演奏していたでしょ。

ルーフトップコンサートでもボーカルアンプスピーカーを屋上から落ちそうなくらい前に置いて、足元にはやっぱりモニターがないんだよね。

 

でもビートルズはこの演奏!

 

ボクはある時期からビートルズ、特にポールのベースを封印してきて、自分と切り離さなくてはいけないと思ったからで、でもそれは良かったと思っていますし、自分の中では乗り越えたという大げさなことではなく、やっと自分らしいベースが弾けるようになったとは思っています。

 

そしてこの歳になって、そんなこだわりもどうでもよくなり、あらためてビートルズの凄さにびっくりしたところ。

今、元気に活動しているポール・マッカートニーにはまったく興味がありませんが、この時代だからこそ、その凄さは・・・やっぱり凄い!って。