アコベって今も相変わらずなのかな〜、どこか進歩したんだろうか。。。
ボクはこれまで5本ほどアコベを使ってきましたが、使えそうだったのは最後に持っていたワーウィックのアコベだけでした。
1本毎にだんだん実践的で自分の好みに仕上げていきまして、最後に持っていたワーウィックのエイリアン5弦は
このようにサウンドホールが変わった位置にあるんです、しかしこのおかげでハウリングには滅法強く、普通のエレキベースのように使えたというすぐれもの。
弦もトマスティックのナイロン弦を張ってアタックのある音にしてあり、他にもブリッジの高さを追い込んで弾きやすい状態にしてあります。
これがボクが使った中では一番のアコベでしたね。
ポジションマークは自分で貼ったもの。
このワーウィックのベースも調べると2018年に使っていたようなので、すでに6年前。
そうか〜、時期的に大体そんな感じです・・・
ご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、5年ほど前にあることがきっかけで音楽の活動から身を引くことにしたんです。
その時に持っていたベースやアンプ、その他機材まで、売れるものは全て売り飛ばしてしまいました。
しかし程なくして、羽生の柿沼さんからお誘いがあったことで、気を取り直してもう一度ベースを弾かせてもらおうと決めた経緯があります。
その時にRickenbackerのベースを新たに買って、ampegのアンプも用意しました。
一旦引退した身ですから、ベースもRic1本だけでいいと思って使ってきましたが、ちょっと別な事情があってFenderのTelecaster Bassを1本追加購入しています。
ベース的にはもうこの2本で十分だし、ほかに欲しいベースもありません。
で、何が言いたいのかと言いますと、どうしてアコベの話題になるのか?
持っていたアコベは弾いたニュアンスが素直に出るし、まさにアコースティックならではの抑揚が好きですが、オーナーの意図するアコベにするにはそれなりの手間もかかっているはずです。
そうでなければ普通のアコベというのはベースとして捉えると全然大したものじゃない、と思っているんですね。
ボディの形からウッドベース的な音をイメージしてもそれは全く無理ですし、つまりアコベはベースというよりむしろギターとして捉えるべきものだと思います。
そんなアコベなら要らないじゃん!というところなんですけど、例え普通のアコベでも一つだけ使える要素があるんですね。
それはアコースティックライブで他のアコギと並んだ場合、違和感がないということ。
つまりは『見た目』
実際演奏するんだったらエレキベースでいいと思いますよ、音としては・・・ベースですから。
でも、アコースティックギターの横でエレキベースを弾くより、アコベを弾いていたほうが絵になりますよね。
なぜアコベなのかと言ったら、もうね、ただそれだけ・・・
果たして偶然か、ボクの場合アコベの方が似合うバンド編成でベースを弾くことばかりやっていますので、逆にアコベを使ってしまうと今度はエレキベースの出番が無くなるんじゃないかと不安が残ります。
それではなんのためにエレキベース持っているのかわからなくなりますし、最終的にエレキベースに戻るつもりだったら、最初からアコベは要らないことになりますよね。
なので、『見た目』だけのアコベを調達するかひたすら迷い中。
こんなやつ