


OLYMPUS PEN-Dという機種で、ボクが中学生のときに修学旅行で連れて行ったカメラです。
もっとも、ボクの父親が持っていけと貸してくれたもので、ボクにとってはカメラデビューの記念すべき1台となりました。
前日に使い方をミッチリと教わり、修学旅行でフィルムの交換はしなかったと思いますので、たぶんフィルム1本分だけ撮影したのだと思います。
修学旅行後に行われた校内の『写真コンテスト』で、ボクが撮った1枚が見事金賞を受賞しまして、初陣を飾れたということでしょうか・・・
父親の教え方が良かったんですね。。。
このカメラはハーフカメラと言って、24枚撮りフィルムを入れると48枚撮影できるんです。
ですので、通常のカメラはファインダーを覗いたとき画面は横長ですが、このカメラは半分にしているので縦長の画面になっています。
いわゆる横長画面で撮影しようとすると、カメラを90度傾けて縦位置で撮らなければいけなくなりますね。。。
修学旅行で写した写真はすべて縦長の写真でした。
普通のカメラは横長のアングルなんだとは、一切知りませんでしたので、とにかく父親に教わったとおり露出計に合わせて写していた気がします。
ASAはあらかじめ父親が合わせておいてくれたんでしょうね、先ず露出計で測り、その値になるよう、絞りとシャッタースピードを組み合わせて写していただけだと思います。
フィルムは当然モノクロームで、当時のボクは『カラー写真』という概念は持っていませんでしたね。
なので写真と言えば普通に白黒だと。。。
カラーフィルムはすでに存在していたハズですが、実際に普及してきたのはその直後くらいからじゃないかな~
このカメラはデザインも可愛くて、使い方も簡単、同じフィルムで倍も撮影できますので、もし今も使えるのだったら、サブカメラに用意しておきたかったんです。
思い出のカメラでもありますし、落札したPEN-Dでも写せたら素敵だなと思っています。