父が亡くなって26年、母はずっと一人で暮らしてきました。
もう84歳になります。
そして、ここへきて老化現象が進み、介護認定を受けることに・・・
家族という立場で見ていると、そのあたりの判断評価は少し遅れるのかも知れません。。。
このくらいは、歳をとればみんなそうだろうとか、まさかウチの母に限って!?とか、予兆があっても見過ごしていたんだな~と、今にしてみれば思うことばかり。
それは、あるいは同居でもしていれば、もっと早く気づいてあげることも出来たかも知れません。
この症状は、時間をかけて緩やかに坂を下って行き、ある日突然、階段を一歩踏み外したような症状がやってくる気がします。
その後は、しばらくその状態が続いたかと思うと、また一段落ちる・・・
まだ正式な介護認定の基準が示されていませんが、病院の先生は間違いなく認知症であるとおっしゃっています。
こうなってしまうまでの道のりが、母はどんなに不安だっただろうと思うと、いたたまれない気持ちになって、その時に力になってあげられなかったことが悔やまれて仕方ありません。
昨日は実家に着いたのは夜でしたが、母と久しぶりに長い時間おしゃべりしました。
もちろん会話にならないところがあっても、昔話をしたりして母の笑顔を見ることもできたので、ボクにとっては一週間、この急な事態で慌ただしい毎日を過ごしてきたけど、来てよかったなと思うひとときでした。
今までよく頑張ったよ!