1月23日夜から雪になり、翌日起きたときには雪はすっかり止んでいましたが、ボクのクルマには最低でも5㎝の雪が積もっているはずです。
夜寝るときに、さて、明日の朝どうやって雪を下そうか、と考えながら寝たんですが、一応の結論として、バケツにお湯を張って持って行き、大きな雪を退かしたあとで、ウインドウにバサ~!っとかけるのかいいかなと・・・
スクレーパーでガリガリやっていたのでは、埒が明かないと思いますし、手も冷たくなるので、ここは短時間で解決する策をとりました。
やはり、どうするかあれこれ考えていただけあって、思ったより早く走行可能な状態になりました。
そのまま娘の家に寄り、婿殿を最寄りの駅まで送ります。
が、この時婿殿の家から道路へ出るにも、すでに渋滞してるんです。
これは、この先の坂道だなと思っていましたが、あまりに動かないので、すぐ脇の道から迂回して坂道へ合流することにしました。
しかし、合流地点にパトカーが数台・・・
警察官の若いお兄さんがボクのクルマに寄ってきて
『これ、ノーマルタイヤですよね!』
『ノーマルです、事故ですか?』
『事故じゃない、スリップして登れない、ほらあのタクシー、たぶんノーマルじゃ無理ですよ。迂回して別な道から行くしかないです』
『迂回って、どこから行ったって坂道じゃん!!』
『だから129まで、遠いけど回っていくとか・・・でもそっちは混んでます』
『そんな・・・』
上り坂にはトラックと、すぐ後ろにはファミリーカーが1台止まっていて、さらにタクシーが後ろのタイヤをズルズルさせながらお尻を左右に振られてコントローールできない状態。。。
タクシーの運転手は車を止め、ボクらのクルマまで来て
『ちょっと下がってもらえませんか?登らないから下がることにしたんで』
話を聞くと、タクシーはスタッドレスを履いているにもかかわらず、滑ってしまうそうで、ボクのクルマじゃ絶対登らないと言われ、その時ボクは登れると思っていたけど、もしもダメだったら『ほら見ろ!』とか言われそうなので、仕方なく迂回することにしました。。。
迂回して、いつもの坂道の隣に平行する坂道、こちらはさらに急な坂道なんですけど、とりあえず一つずつクリアして行こうかと。
これも裏道から行きます。
しかし、この急な坂道をみんな敬遠したのか、道も空いていて、何の問題もなく簡単に登ることができました。。。
なんだ、登れるじゃん!!
タクシーはスタッドレスだったにしても、FRだからね~無理なんだよ!!
ということで、この時点で予定時刻を30分ロスしてしまいました。
ボクは婿殿を駅で降ろして、国立へ向かうわけですが、今度は町田街道(通称マチカイ)が動かない・・・
マチカイから多摩ニュータウン通りに入れば、緩やかな登りこう配の道になるのですが、どうやらその坂道でも止まってしまっているらしいです。
ここで、待つこと40分。。。
やっと坂道に入ったら道路の右や左の車線にクルマがハザード付けて止まってます。
こんな坂でも登れないの!?
ほんと不思議、というか、もう家を出てから1時間半も経ってるし!!
多摩ニュータウン通りに出て、さらに野猿街道を走るのですが、こちらはいつも通り、車の量は少なく一応流れています。
しかし!
多摩ニュータウン通り、野猿街道、ともに完全なアイスバーン。
雪道だったら、割とフツ~に走れることはわかっていましたが、さすがにアイスバーンはヤバイかったですね~!
全面ガチガチの道路をゆっくりゆっくり走ります。
40㎞がMAXです、それもほんの一瞬だけ(笑)
信号のタイミングを計りながら、交差点近くではスピードを落としておかないと大変なことになります。。
なにしろ止まれないんです!
ATのオーバートップを切って、次にセカンドに入れ、場合によってはローギアまで使って止まるようにしないと、ブレーキだけでは止まりません!
いえ、止まるでしょうけど、その場合コントロールできなくなります。
特に下り坂ね!最悪でした。。。
少し強くブレーキ踏むと変なブレーキ音がして、踏んだ感覚は普段とまったく違うので、自分のクルマにABSが付いていることが確認できましたよ(笑)
そんなことをしながら兎にも角にも、ヒヤヒヤ運転でやっと国立到着。。。
実に3時間。