ということでした。。。
去年12月名古屋でのライブDVDをPCからBASS BUDDYに流し、曲順に合わせて譜面を揃えSugi Bassを用意する。。。
新らしめのDVDの方がKeyに間違いがないんじゃないか!?ということでこのDVDを選びました、しかも割と曲数も多く23曲もあったので、いろいろ試すにはちょうどいいかなと。。。
何を試すのか、もちろん練習をしますけど、例の『ピック』を使って、ちょっとフェンダーのヴィンテージ・ジャズベース風(あくまでも『風』です)な音で弾いてみたら、どんな感じになるのか試してみたかったんですね。
今回の『ピック』、結果的には硬さもちょうど良くて、Sugi Bassで最近ハマっているピック弾きの音が、ティアドロップ型で弾くよりも、さらに狙っている音に効果的であることもわかりました。
これに少々気を良くして、じゃあ使えそうな曲は使ってみよう!と言うか、一旦全部の曲をコレで弾いてみよう、と思ったのでした。
実際のやり方としては、最初ピックでサビくらいまで弾いてみて、2コーラス目あたりはいつもの通り、指で弾いてみることにしました。
その違いは、音もそうですけど、先ずピックで弾けるのか!?ということもあります。
全体のニュアンスが変わってしまったり、いわゆるgroove感が違ったりするので、そのあたりも判断材料として、練習兼試奏ですね。
しかし、MC長いな~(笑)
いろいろやってみました。。。
音としては使えそうな曲や、使える場面もたくさんありましたが、問題はむしろボクの腕だと思います・・・
まあ最初っから、わかってはいましたが、Sugi Bassでのピック弾きはやはり難しかった。
これがKAYでピック弾きにすると、ウソのように快適なピッキングとなるんですけどね。
この理由は簡単です、弦間がSugi Bassは広いからです。
以前ヘフナーを使っていた時にあれだけ上手に(ホントか!?)弾いていたのに、フェンダーのジャズベースを購入してから、突然ピック弾きが出来なくなっちゃって・・・
ボクはもうそのままピック弾きを止めてしまいましたが、要するにフェンダーはネックエンドの幅が広くて、ピック弾きには無理があるというか、手首の移動幅が大きすぎるので、思った通り速く弾けないんです。
その点、へフナーやKAYはネックそのものが細く、極端に言いますとフェンダーの弦3本分くらいの中に4本の弦が張ってある感じなので、ピックで弾いても手首の移動幅はほとんどありません。
ちょうどギターをピックで弾くと、弦を跨いでもそんなに気にならないのと同じですね。
そんなことをあらためて感じながら、一応Sugi Bassでも弾いてみたんです。
ですので、最近ハマった音がどう、と言うよりも前に、フレーズによってはピックじゃ無理!という曲もあるし、フレーズによっては、その音もマッチしないような気がします。
やはりスタンダードなフレーズで、リズムキープに近いフレーズ、このあたりとの相性が良さそうです。
その場合のリズムの安定度はピック弾きの方がさらに安定していて、裏で流しているDVDのテンポが怪しいゾ~とハッキリわかるくらい・・・(汗)
やはり『寺尾聰』風が一番似合いそうな感じだな~
もっとも、それはボクに初めからそんな先入観がありますので、そう聴こえてしまうのかも知れません。
違う人が聴けば、評価も違ってくるかも知れませんけど、それでも弾いているボクに音の選択権があるので、自分が納得できなければやはりそれは・・・
従いまして、今日のところはピック弾きで対応できる曲はほんの数曲程度、ということになりました。
しかも、むしろピック弾きのほうがいい!と思われる曲となりますと、1~2曲になります。
でも、逆にSugi Basのバリエーションとして考えれば、その1~2曲で良かったとも思いました。
なんか、だんだんと曲と楽器、曲と音のイメージ、が固まってきたような気がして、いい状況かなと。
ボクらのような演奏形態ですと、出来るだけそんなことを固めてしまった方がいいんですね。その方が楽曲の完成度が安定するし。。。
だいいち楽だし(笑)