弦交換 | Dream Lights

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ハーじゅう〜ツェ〜

指板やピックアップ(カバーが木です)をレモンオイルで拭きたかったのと、ライブも一段落したので、弦も交換ということにしました。

今回もトマスティック・ラウンド弦張りました。

次のライブは1月なので、2ヶ月近く先になりますけど、今替えてちょうどいいくらいだと思います。
最近の傾向として、ライブが終わったら弦を替えるというパターンになっちゃって(汗)
たしか以前はライブ前に弦替えるとかだったと思うけど・・・

ライブ前にリハーサルや練習で弦を酷使して、ライブではトドメとして手の汗やなんかでかなり弦も傷むんですね。
なので、その状態のまま長期間保管する気になれなくて、ライブが終わったら弦を交換するというのが最近のやり方になっています。
ライブ直前に弦を交換しても、その弦を張ったまま保管しなければいけないので、区切りとしてはそんなタイミングになってきました。

特にトマスティック弦は、なんだろう寿命が早いとは思いませんが、見た目が悪くなりますよね(笑)
弦のコーティングに問題があるのか、わりと生々しい素材のまま、という弦なので臭いもあるし変色しやすいと思います、カビも付きやすいんじゃないでしょうか。。。

まあ、ライブ前に弦交換するかライブ後にするかなんて、その人が好きにやればいいことで・・・

Sugiの指板はやはり弦の跡であるとか、それこそ指で擦った跡であるとか、それなりに使用されてきた痕跡がついてきました。
ピックアップは木製のカバーで覆われているのですが、今回はリアピックアップに右手の指でやはり擦ったような跡がつき始めています。
こうしてだんだん使ったなりの歴史が刻み込まれていくんですね。
しかし、それはそれ、手入れは怠りません。

さて、弦の交換時には弦を外す作業があります。
今回のようにレモンオイルを塗るとか、そんな作業があるときは、一旦全部の弦を外さないといけませんよね。。。

ボクは全部の弦を外したくないんです(笑)

通常の弦交換では必ず1本外しては1本付ける、という作業をしますので、外した弦は常に1本だけ、ということになるのですが、4本とも外してしまうのは、ものすごく抵抗があるんですね。
これは保管時の、弦を緩めるか張ったままか、というよくあるギモンとも似ていると思いますが、要するにネックに常に負荷をかけておくかどうか、という主張になると思います。
緩めないとか緩めるとか、そのどちらが正解なのか、それは知りませんけど、ボクとしては弦を一旦張ったからには、その張力をずっと維持していたいと思っています。
それでネックが反るようなベースはやはり信頼性に欠けると思っていますので。
まあ、その話は多々ご意見がありますので、あくまでもボクは、ということで。。。

そして、弦を外すのを嫌がるもう1つの理由があります。
それは弦を外した後の本体を見るのが嫌なんですね(笑)
弦を外してしまったベースは美しくない、と思います。
しかも弦のテンションがかかっていないので、ネックは逆反り状態となっています。

これでいいわけがないんです(笑)

弦を張っていてこそベースなのであって、外してしまったら、ただの木片。。。
そんな姿を観たくない、裏の世界を覗きたくない、という気持ちもあって、ベースはできるだけベースらしくしていてほしい、とそんな思いから、なかなか全部外すことができません。

そのみっともない姿も許容してこそ、愛着も沸くものだ!?(笑)
製作過程では弦を張っていないし、メンテナンスということでも弦は外すので、結局何度も弦を張っていない状態になるのは常でありますが、まああまり見たくはないと思っています。

またしばらく休んでいてね、時々はちょくちょく弾いたりもしますので、次また目一杯働いてください。
本人といっしょ(笑)