秋の夜長に、日本酒と読書。
「土が変わるとお腹も変わる」を読みすすめています。
アメリカの有機農場をフィールドにして、菌を活かして収量を維持する農業を研究する、学者達の検証結果が紹介されています。
結局のところ、化学的に生成した農薬と除草剤と肥料が、菌を含めた生態系を壊し(菌って植物なんですね)、新に害虫や病気を産み出すようです。また、除草剤には耐性のある植物が多数出現したようです。
人間の作り出す農業資材は、単純なので限界があるということ。また、構成が複雑な土中は、現代の測定技術でも図りおおせないらしいです。
だから、これからの農業は、
畑の生態系を複雑にすること、土壌をいじらないこと、化学物質を使わないこと。。。
これからの農業とは、化学肥料が発明される前の「昔の農業」であると言えそうです。
なーんだ。