春の顔真白に歌舞伎役者哉『三月大歌舞伎』第一部「猿若江戸の初櫓」&「戻駕色相肩」観劇【歌舞伎座】 | 銀座由美ママの心意気

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働く女の心意気を、銀座という世界を通して、様々な観点から表現したくブログを始めました。 そんな銀座ママの日常です。どうかご笑覧下さいませ。

 

春の顔真白に歌舞伎役者哉

―夏目漱石

 

 

 

 

弥生六日

由美ママは、

“仲良しシスターズ”中村有里さんをお誘いして、

四日から【歌舞伎座】で上演されている

『三月大歌舞伎』の“第一部”へ!(~二十九日千穐楽)

 

 

有里さん&伊藤由美ママhttps://yumi-ito.com/

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上記、

由美ママのハット&ブラウス&ショール&パンツは【ETRO エトロ】

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先ず、

第一部の1.「猿若江戸の初櫓(さるわかえどのはつやぐら) 」は、

江戸歌舞伎の幕開けを描く、晴れやかな舞踊です。


あらすじは…


―新年を迎えた、江戸の町。
京の河原で見せる歌舞伎踊りが評判の、猿若(中村勘九郎)と出雲の阿国の一行(出雲お七・中村七之助)らがやって来ます。
将軍への献上品が運べずに困っている材木問屋の福富屋夫婦・福富屋万兵衛(坂東彌十郎)女房ふく(市川高麗蔵)を助けると、それを見ていた奉行・板倉勝重(中村扇雀)からうれしい知らせを受けます…。
江戸で初めて幕府の許可を得て櫓を上げた、初世勘三郎の『猿若座』(後の中村座)。


京で活躍した出雲の阿国が江戸へ来た史実はないようですが、

歌舞伎の創始者と江戸歌舞伎の源流となった二人がそろって登場する…
そんな楽しい創作を交えた舞踊は、活気にあふれた明るく晴れやかなひと幕でした。


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次に、

第一部の2.「戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)」は、

美しい春景色に、情緒漂う華やかな舞踊です。


―菜の花と桜が咲き誇る、京の郊外・紫野。
美しい春景色のなかを、浪花の次郎作(尾上松緑)と吾妻の与四郎(片岡愛之助)が駕籠を下ろしてひと休みするところ、互いのお国自慢が始まります。


さらには駕籠の中にいる禿のたより(中村莟玉)を呼び出し、大坂、江戸、京の廓話で盛り上がります。


やがて、次郎作と与四郎の懐から連判状と香炉が落ちると、互いの素性が明らかになり…。


赤っ面風の堂々とした姿の次郎作と、白塗りの粋な与四郎。
そこに、可愛らしい禿が入り、舞台は錦絵のような華やぎをみせ、二人の正体が実は…

という奇抜な趣向に富み、色彩美にあふれる常磐津の舞踊でした。


ちなみに、愛之助さんにとっては“初役”とのこと、大物役者やお披露目(顔見世)で多く上演されてきた作品だけに、愛之助さんの魅力を堪能できました!


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由美ママは、

今回も、“第一部”のみの観劇でしたが、

『三月大歌舞伎』へどうか、お出かけいただけますようよろしくお願いいたします。


そして、

菜の花畑に満開の桜が咲いた舞台で繰り広げられる華やかな舞踊で、

うららかな春の一日を楽しんでみてはいかがですか?

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(株)ワン ハート代表取締役 中村有里さん!

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