初沢亜利写真展
『香港を忘れない』四谷【ギャラリーニエプス】
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霜月二十五日の夕刻
由美ママは、
初沢亜利さんの写真展 『香港を忘れない』に、
四谷【ギャラリーニエプス Gallery Niepce】へ!
(~29日迄)
初沢亜利先生&伊藤由美ママhttps://yumi-ito.com/
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2019年の香港は熱かった。700万都市での200万人のデモは想像すら不可能な規模だ。
彼らが求めたのは「これまで存在してきた自由の維持」だった。
「自由」こそが香港の生命線だ。
実のところ、彼らは民主主義を第一義的には求めていない。
ましてや独立を望むものは極めて少数だ。
一連のデモを受け、北京政府の香港観は実態を見誤り、香港国家安全維持法の制定へと突き進んでしまった。
さて、日本人はこの事実にどう向き合うべきか?
世界中のメディアをチェックしている若い抗議者たちは、日本の報道が最も中国寄りだ、といぶかった。
香港人が期待するほど、日本人は民主主義の価値に興味がなかったようだ。
4人に1人の割合で毎年日本に旅行する香港人の期待を、我々は大して意識もせず素っ気なく裏切ったことになる。
淋しい話だ。
コロナ禍への突入から国家安全法の施行へ。
2020年の香港を襲った事態は、あまりにせつない。
日本国政府や個々の日本人にできることは何もないのだろうか?
―写真展 『香港を忘れない』より
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自由と法の支配、民主化を求める香港市民の情熱は衰えを知らない。
血縁、地縁社会ではない香港では、みな個人の意思で行進に参加している。
勇武派と平和的抗議者が分断することなく2020年も引き続き闘いを継続する。
その強い意思の表れを感じた。
勝てる見込みは少ない。
しかし負けない闘い方を模索しながら、来年もさまざまな戦術を編み出し、国内外に訴えかけていくことだろう。―初沢亜利
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是非、
四谷4丁目【ギャラリーニエプス Gallery Niepce】へお出かけいただけますようよろしくお願いいたします。
https://www.niepce-tokyo.net/
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尚、次回の個展は、
日本橋馬喰町のアートギャラリー【Roonee 247 fine arts】で開催とのこと、
亜利先生の2021年のご活躍も楽しみにしております!
*2021年1月12日~24日【ルーニィ 247】
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ところで、
この日の夕刻は、
坂東彌十郎さんより
【国立劇場】『令和二年 十二月歌舞伎公演』のチケットが届きました!
今回の彌十郎さんのご出演は、
第二部『「天衣紛上野初花―河内山―(くもにまごううえののはつはな こうちやま)」です!
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第一部は、河竹黙阿弥の『三人吉三巴白浪』。
第二部は、同じく黙阿弥作の『天衣紛上野初花―河内山―』に、
舞踊「鶴亀」と「雪の石橋」がラインナップ。
『三人吉三巴白浪』には、お嬢吉三役の中村時蔵さん、お坊吉三役の尾上松緑さん、堂守源次坊役の坂東亀蔵さん、伝吉娘おとせ役の坂東新悟さん、手代十三郎役の中村萬太郎さん、捕手頭長沼六郎役の中村松江さん、和尚吉三役の中村芝翫が出演。
『天衣紛上野初花―河内山―』の出演者は、
河内山宗俊役の松本白鸚さんと松江出雲守役の中村梅玉さん、高木小左衛門役には坂東彌十郎さんら、大谷友右衛門さん、市川高麗蔵さん、中村莟玉さん、澤村宗之助さん、大谷廣太郎さん、中村玉太郎さん、中村歌女之丞さん、松本錦吾さんが名を連ねています。
また、「鶴亀」では中村福助さんが女帝、中村福之助さんが鶴、中村歌之助さんが亀。
「雪の石橋」では市川染五郎さんが獅子の精を!
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由美ママは、今回も彌十郎さんが出演される第二部のみの観劇予定ですが、
今後、彌十郎さんは、小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(脚本 三谷幸喜)で、北条時政役を演じられるとのことです。
「大河ドラマどころか、連続ドラマへのレギュラー出演自体が初めての経験ですが、五十数年前に父が何本か出させていただいており、自分もいつか出られたらうれしいなと思っていました。今回ご縁をいただきその夢がかない非常にうれしく思います!」
と、インタビューでその喜びを素直に語られていました!
ちなみに、小栗さんの北条義時役の兄 宗時役は、片岡愛之助さんですから、
今から再来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が待ち遠しいですね。
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