京都の街を歩きますと、あちこちに『亀屋○○』という屋号のお菓子屋さんを見付けますが、
銀座萬年堂さんも、屋号は『亀屋和泉』。
明治遷都の際、御所の御用を勤めていた各分野のお店が、東京に移転を迫られ、
亀屋和泉萬年堂さんも、京都から東京に移転した歴史を持つお菓子屋さんです。
http://www.mannendou.co.jp/index/history.html(萬年堂さんの歴史)
創業は、元和三年(1617年)。
今年の10月6日、銀座5丁目に新店舗が開店しました。
開店の当日、店先にて一枚。
十三代目店主の樋口さん
ショーウインドーには、開店に際し特別に展示された元禄時代の“外居(ほかい)”。
当時は、この外居にお菓子を入れ、お得意先に納めていたようです。
周囲に施された亀の螺鈿細工が、なんとも美しい。
複数あったようですが、大正の大地震の際、抱え持って守り抜いた一つだそうです。
漆の割れも無く、一級の美術品。
季節のお菓子を一枚。
枯露柿
道明寺の程良い歯応えと、餡のなめらかさに、技術を感じます。