折しも、11月から12月にかけて、
神宮では毎年、新穀感謝祭の時期で、
日本全国から、
農家の方のみならず、養蚕や、林業に携わる方々のご参詣があります。
二万人にも及ぶとか。

銀座は商業地ですので、第一次産業とは、縁があまりなさそうですが…、
そんな銀座でも養蚕をされた方が!
もとじさんです。
銀座には、呉服はもちろん、各分野、一流のお店が名を連ねてらっしゃいますが、
何と言っても、一流の素材をお作りになる、日本の第一次産業の方々の高い技術あってこそ。
我々がお世話になる衣裳一つとっても、
養蚕はもちろん、糸を染める様々な草木、
それどころか、
友禅の下絵に使う顔料でさえ、花から作っています。
参拝の皆様にも頭が下がる伊勢参宮でした。
田中屋米穀/米穀業
江澤 淳泗