ですね。銀座でも数日前から様々なコスチュームを身にまとったお姉さんや通称黒服と言われるボーイさんたちの姿をよく見かけます。日本におけるハロウィンは、良し悪しは別として、さながらコスプレパーティー
のようですね。バレンタインデー
もクリスマス
もそうですが、その本質(意味)はさておき、日本人独自の解釈、アレンジを加え、楽しみ、そしてそれをまた商売にもつなげているように感じられます。日本人は古来より、「ゼロ」からのモノ作りは苦手と言われていますが、「1」を「5」にも「10」にもするのは得意とされています。日本語の「ひらがな」や「カタカナ」も中国から伝わった「漢字」が元になっていますからね。やはり日本人の国民性なのでしょう。
さて話を戻してハロウィン
とは、元々、ヨーロッパを起源とする「民族行事」だったと言われています。11月1日が、キリスト教の万聖節になることから、その日の前夜祭「All Hallows eve」が訛(なま)って、「Halloween(ハロウィン)」と呼ばれるようになったと言われています。そして正確にはその11月1日の万聖節を挟んだ3日間(10月31日~11月2日)をハロウィンと呼ぶのだそうです。そしてそのハロウィン
の日に私のブログに何を載せようかと毎年考えるのですが...、つい最近完成してきたユニークな未掲載の80周年記念かんざしにするか?どうしようか?悩んだ末、この猫ちゃん
のかんざしに致しました
。実はこのかんざし、もう7,8年前になるでしょうか、当初は洒落で制作したのですが、作っては完売、作っては完売と、もう何代目?の猫ちゃん
になったでしょうか。その都度、猫の目やひげ、表情などを少しずつ変化させながらお作りしておりますので、天然の茨布(べっ甲の模様)の柄も違いますので、厳密にいえば世界で1匹(本)の猫かんざしになります
。

猫ちゃんの目、鼻、ひげには螺鈿が施され、光の当たる角度によりキラキラ
と輝きます。
(※このデザインは予告なく変わりますのでご了承ください。)








そしてWEB上では本邦初公開
かんざしの裏には猫のしっぽ
が描かれています。面白いでしょう。
(※こちらの商品は、金蒔絵、螺鈿、表情など、予告なく少々変わります。予めご了承ください。)
『Trick or Treat~!』
『お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ~!』
銀座かなめ屋/和装小もの販売(かんざし・べっ甲)
柴田 光治




