銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です
普段テレビを全然見ない私ですが、この番組は好きで結構見ています
以前のブログで紹介した安楽死のドキュメンタリーもザ・ノンフィクションでした
今回の放送は「褒めますおじさん」のお話でした
*おじさんと言っても、私よりだいぶ年下…_l ̄l○
~記事より~
褒められた人は皆、笑顔になって喜んでいるが、なぜ、多くの人が褒めますおじさんに褒められたくなるのか。体験した鳥居氏に感想を聞くと、「言葉一つ一つにすごい重みがあるわけではないのですが、とにかくテンションを上げてくれるんです。おじさん自身も、“すごく深いことを聞き出すことはせず、その場で楽しんでいただければ”と言っているのですが、普段こんなに褒められることがないから、うれしくなるんだろうなと思います」と魅力を語る。
早口だし、一つ一つの褒め方も軽いんですが、あれだけ良いところをたくさん見つけて褒めてもらえると、嫌な気はしないと思います
あと、褒められるのが恥ずかしい、苦手という人でも、あのテンションにあてられて、気分が上りそうです
*TikTokで♯褒めますおじさんと入れると、褒めている動画が見られます
TVerでは全編無料で見ることができます
褒められるのが苦手な人はいても、褒められるのが嫌な人はほとんどいないと思います
誰だってね褒められると嬉しいですよね
でも、大人になると、なかなか人から褒められる機会ってありません
がん患者さんなんて孤独な戦いをしているのに、医者は褒めてくれないですからね
下手したら、家族も褒めてくれない…
そんながん患者さんを、私ははまず初診の際に褒めます
「大変な抗がん剤治療を頑張っていますね」
「あの大手術を乗り越えたなんて、すごいですね」
「抗がん剤治療をこんなに続けられているなんて、体力あるんですね」
とか、その方に応じて様々な褒め方をします
褒めますおじさんのようにテンション高くはありませんし、たくさん褒める訳ではありませんが、一つか二つ褒めます
すると面白いことに、私が褒めると、高い確率でご家族の方も流れに乗って褒め出すんですよ
「そうだよ、お父さん頑張ってるんだよ。先生だって褒めてくれてるよ、、、」
「そう、母は昔からすごく頑張り屋なんです」
とかですね
褒めの連鎖が起きると、来院時に硬かった患者さんの顔がすごく緩むのが分かります
さすがに余命1か月とかいう患者さんでは難しいですが、多くの患者さんが来た時よりも明るくなって帰っていきます
褒めることの効果は絶大です
あと、「褒める」という行為は、褒める側にもプラスがあります
相手の良いところを見つけようとする姿勢が、自分の心にも良い働きをしていると感じます
夫婦や親子など近い存在になればなるほど、褒めるという行為が難しくなるのですが、ぜひ皆さんも実践してみましょう!
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