銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です
こんな発表がありました
https://www.esmoopen.com/article/S2059-7029%2824%2901434-0/fulltext
乳がん患者の術前化学療法中の適度な身体活動:がん関連炎症および病理学的完全奏効への影響
内容をざっくりと言うと、
乳がんの術前化学療法中に運動することで、がんに関連した炎症の数値が下がり、完全奏効率が上がる
というものです
乳がんや大腸がんでは、術前化学療法中に運動することで有害事象を減らすことができる、と以前から言われていました
がんセンターの情報サービスでも、運動は勧められています
先の発表では、
週3回、60分以上の連続した早歩き(中等度の運動)
が行われていました
がんセンターのがん情報サービスでも、週150分以上の中等度の有酸素運動が勧められています
他の文献を見ても
1週間で150~180分以上の有酸素運動
*1回あたり連続した60分程度の運動
となっていますので、抗がん剤治療中の方は、それを目標に頑張ってみましょう
副作用できついときに無理してまで運動するのは逆効果になりそうなので、体調を見ながら…です
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