銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です

 

 

毎年この時期にアメリカのシカゴで開催されているASCO(米国臨床腫瘍学会)で、こんな発表がありました

 

 

手術ができなかったステージ3のEGFR陽性肺がんに対して放射線+抗がん剤治療を行う

その後に、タグリッソもしくはプラセボ薬を効かなくなるまで内服するというものです

無増悪生存期間は

タグリッソ 39.1か月

プラセボ   5.6か月

と圧倒的な差が見られました

 

 

論文の図を見てみても

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2402614

圧倒的な差があります


プラセボの方々は、なかなか厳しい結果になりましたね

 

 

これで、EGFR陽性肺がんの放射線化学療法後はタグリッソが必須になりそうです

 

 

ちなみに、EGFR陽性肺がんの手術後にはタグリッソが保険適応となっています

こちらも圧倒的な差がありますね

 

 

 

 

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