銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です
久しぶりに卵巣がんのお話です
卵巣がんについての過去ブログはこちら
先日、こんな発表がありました
TC療法が無効になった後の卵巣がんの二次治療といえば
①トポテシン
②ドキシル
③ゲムシタビン
などがあります
今回の発表は、ゲムシタビンに新薬を併用したことで、生存期間が16週(4か月)ほど延びたというものです
ATR阻害薬 ベルゾセルチブ
難しい話になるので詳細は省略しますが、ATM遺伝子に異常がある人で効果が高いようです
ATM遺伝子の異常を調べるためには、遺伝子パネル検査を行わなければならないというハードルがありますが、将来的に認可されれば、なかなか新薬が登場しない卵巣がんの二次治療を大きく変える可能性があります
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