銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です

 

 

??となってしまった記事

 

主な8つのがんのステージ別治療費(保険適用の標準治療)

 

 

この記事のもとになった、がんセンターのデータ

 

手術と化学療法の入院費の比較です

国立がん研究センター中央病院 入院費概算 一覧表

こちらは膵臓がんのデータです

手術難易度が高く、入院期間も長いのでかなり高額になります

 

 

結腸がん

内視鏡手術(主にステージ0、1)は入院期間も短く比較的安く済みます

 

 

胃がん

なぜか三次治療のニボルマブ(オプジーボ)は、200万円オーバーと手術よりも高額になっています

 

 

今は多くの施設で初回から外来で化学療法を行っている中、このがんセンターのデータは入院で行う事情があった人のデータですので、外来化学療法を行っているケースと単純に比較することはできません

 

普通は、オプジーボで34日間なんて入院しないですからね、、、

 

 

あと、ステージ4の人は延々と化学療法が続くので、化学療法のたびに費用がかかります

 

トータルすると、手術した場合よりも費用はかかります

 

 

この記事に違和感を覚えたのは、入院での特殊なケースでの比較、しかも化学療法は1回だけの費用だけで比較して記事を書いていることです

 

まあ、週刊ポストレベルに文句を言うなよ!という声も聞こえてきそうですが、、、、

 

 

しかし、こういうミスリードの文章は本当にひどい

 

 

 

唯一この記事で役立ちろうなのはこちら

もらえる、戻ってくる「がんの治療費」公的制度一覧

 

 

ここだけ見れば良いかな、、、

 

 

 

 

「銀座みやこクリニック」では、がんの専門家がじっくり答えるセカンド・オピニオンを受け付けております★

 

お申込みはお電話かお問い合わせフォームから