銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄です
虎の門病院、江戸川病院に次ぎ、またまた良い出会いがありました
都内にある杏雲堂（きょううんどう）病院
こちらの腫瘍内科の先生とお話させていただく機会がありました
このお二人と話した印象は、、、
めちゃくちゃ優しい
これに付きます
緩和ケアも担当されているので優しいのかななんて思っていたら、
優しいだけじゃなくて、
めちゃくちゃアグレッシブ
でした
がん患者さん、特に終末期に入った患者さんは、肺血症や貧血などがんに伴う様々な病気を併発します
通常、緩和ケア病棟に入ってしまうと、「これは一時的な悪化だから何とかすればまだ延命できる」という状況でも、何もせず自然に任せる医師がほとんどです
でも、杏雲堂病院の緩和ケアの先生方は違います
こんな一時的な病気で死期を早めてなるものかと、全力で対応してくれるみたいです
また、自由診療にもある程度寛容ですし、どんな患者さんでも受け入れる、というより受け入れたいという熱い思いが話していて伝わってきました
なぜそこまでするのですか？と聞いてみたんです
そうしたら、、、
がん難民を無くしたいんです
真剣な顔で答えられました
素晴らしい、、、素晴らしすぎます
私、感動して泣きそうでした
あかん、惚れてまうやろ、、、
こちらの緩和ケア病棟のパンフレットから
一般的な緩和入院以外に、”介護者の休養のための一時的入院”というのがあります
また、大病院での治験待ちの間だけ入院したりなど、結構フレキシブルに対応してくれるみたいです
民間病院ならではと言いたいところですが、ここまで手厚いところは珍しいです
ちなみに、緩和ケアを診ている先生はあと数人いらして、皆同じような志を持たれているようです
緩和ケアだけ充実しててもなぁって思って内情を聞いてみると
消化器外科の先生も手術に積極的らしいし、医療機関からのこんなホットラインも設けられています
働き方改革に引っ掛かりそうな、、、汗
放射線治療も緩和照射を積極的に行っているそうです
院内平均滞在時間が20分って（笑）
緩和照射は入院しながらもやってくれるみたいです
なんとありがたい
使っている機械はリニアックという治療機器ですが、トモセラピーと比べてもそんなに遜色はありません
こんな素晴らしい病院があるのを今まで知らなかったなんて、、、
あの患者さん紹介したかったな、、、
とか悔やまれることはありますが、これから積極的に紹介させてもらおう
がん難民を無くしたい
そんなことを言う保険診療の医師に初めて会いました
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